今日、懐かしい友人から電話がありました。
大阪で映像業界にいた頃の友人です。

あの頃の一時期、私は本当に貧乏な生活をしていました。
作品1本1本で契約するフリーランスのスタッフとして働いていたのですが、とにかく仕事がありませんでした。
Vシネマがメインの仕事だったのですが、当時からVシネマは需要が少なくなりつつあり、東京以外ではあまり撮らなくなっていました。
私は長屋に住んでいたのですが、生活費もなくて頻繁に電気やガスを止められていました(T_T)
そしてある日、水道から水がでなくなってしまい、その日の夜は孤独と将来への不安で一人枕を濡らしたのを懐かしく思い出します。
その後、東映京都からTVドラマの仕事をもらうようになり生活は安定したのですが、今思い出しても当時は悲惨な経済状況でした。

…………、非常に暗い話になってしまいました(^^;)
しかし、あの時の経験があるからでしょう、今はどんな苦境に立たされても「あの頃に比べれば…」と思うことができます。
若いうちの苦労は、やはり買ってでもした方がいいということですかね(^^)