候間 | もりのはこにわ

候間

もりのブログ-候間1

候間   (そうろうあいだ) 意:~したいので


家業相勤申度候間 (かぎょうあいつとめもうしたくそうろうあいだ) 
意:家業に従事したいので
↑一行目、勤がよめず。申度をもうしたくは大学のときにやったのを思い出せて読めました。
候間が今回の重要語。
全体を読んでから、現代語に訳すのができず・・・・慣れかなぁ。

候+αシリーズ

候処 ~したところ
候段 ~したことは
候由 ~したとのこと
候ニ付 ~ので
候趣 ~した趣旨は
候旨 ~のおもむきは

右居宅ニ而家業相勤申度候間(みぎきょたくにてかぎょうあいつとめもうしたくそうろうあいだ)
意:右の住居で家業に励みたいので
右でいいんだよね、左じゃないよね・・・と悩みました。また勤がよめなかった;; 


風聞迄之儀ニ而未聢与難相分候間(ふうぶんまでんぎにていまだしかとあいわけがたくそうろうあいだ)
意:噂だけでまだはっきりとはわからないので
風聞は勘でいけたのですが、未聢・・・いかがわかりません。
訳はてんでだめでした。わからないところがあるとあせってしまいます。


もりのブログ-候間2


長文に挑戦!

右之もの宗旨代々浄土宗ニ而則拙寺
旦那ニ紛無御座候然ル處此度
心願之儀有之候ニ付四國順拝致度
候間國々御関所無相違御通
可被下候
(みぎのものしゅうしだいだいじょうどしゅうにてすなわちせつじ
だんなにまぎれござなくそうろうところしかるところこのたび
しんがんのぎこれありそうろうにつきしこくじゅんはいいたしたく
そうろうあいだくにぐにおんせきしょそういなくおとうし
くださるべくそうろう)
意:右の者の宗旨は代々浄土宗で、そして私ども寺の檀家に間違いありません。そこで、この度かねてからの心願があって四国順拝をしたいとのこと、国々御関所を間違いなくお通し下さい。

異体字が出てこないという・・・ぼけた写メをじっくりみて下さい;;
こういうのを滑らかに読めるようになりたいです;



勉強に使用した本:ステップアップ古文書の読み解き方