ガーナ戦を前に 惨敗も悪くない?? | スポーツ新聞よりDEEPなスポーツブログ

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この試合も極端な話、惨敗でも良いのではと思っています。



土曜日の試合を振り返ると、
やはりここでオランダ戦ができたのは大きかった。


とりあえず、「今のままではダメだ」ということが、
誰の目にも明らかになったからです。


このままでは強豪国には歯が立たない


この認識を明確に持って過ごす9ヶ月と、
持たないで過ごす9ヶ月は全く違うと思います。



アジアの中での試合であったり、
キリンカップ(戦力もモチベーションもコンディションも落とした相手との試合)
では摑めない実感が今回の遠征では得られたのではないか。
そう期待しています。


9ヶ月あれば各個人が足りない箇所を埋めるとは言えないにせよ、
何らか改善できる余地はあると思いますし。


トルシエのときの代表が
W杯7ヶ月前のイタリア戦でピークだったことに比べれば、
今回9ヶ月前でどん底なのは(すごくポジティブに考えると)
悪いことではないのかも。



明日も中途半端に勝ち点を拾うような内容より、
課題が明らかになる惨敗の方が、
9ヵ月後には良い影響を及ぼす気がします。



とにかく勝負は9ヵ月後。


ベスト4という目標は掲げられていますが、
ベスト16が今の代表では妥当な目標設定だと思います。


とにかく日本人のサッカーファンとして
決勝トーナメントで闘う姿をまた見たい!


W杯が本当に面白くなるのは
一発勝負のトーナメントからだと思いますし、
2002年に経験したトルコ戦前の高揚感は独特のものでした。


あの国中が代表チームに期待し声援を送るという
雰囲気はやはり素晴らしい。。


もう一度来年の6月に味わいたいものです。


そのためにも、もう一皮剥けて欲しいなあ。