立川は白ウドの産地です。 | 旬菜アスリート食堂

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今日の食事が明日の、1ケ月後の、半年後の、数年後の體(からだ)を作ります。
旬の食材をふんだんに使い「食べる楽しみ」「作る楽しみ」を大切に
「楽しく」「続けられる」アス食をお伝えします。

パパイヤの木、越冬できず。。でした。

根元がグラグラで根ぐされしている模様。

寒さにやられたと同時に水をあげすぎたかな。



今年もう一度チャレンジしよう。

今年は早めに苗から育てて、冬も早めに暖をとってあげます。

その鉢に何か雑草!?が生えてきたと思ったら、

こぼれ種で出てきたセルバチコでした。







先日、立川市でウドを作られている山下農園さんを訪問し、お話を伺いました。



お隣の立川市は昔から白ウドの一大生産地。

立川のウド栽培の発展は

近辺の関東ローム層の丈夫な地盤が穴を掘るのに向いていたことが

背景にあるようです。

最近では各地で栽培される山ウドにおされて需要が伸びず、

多いときは90件ほどあった立川のウド農家さんも

今では19件まで減ってきているそう。


栽培ウドは二種類あり、

室で日に当てずに育てる軟白ウド(白ウド)と、屋外の畑で育てるものがあります。

後者の緑色の芽と皮のウドは、このあたりのスーパーでは山ウドと表記されて売ってます。

いわゆる天然物が山ウドだとしたら、違うだろ~とは思うのですが、

このあたりでは栽培もの、天然ものを含めて緑色の丈の短いものが「山ウド」、

軟白ウドが「ウド」として売られています。


ところでウドってどうやって栽培するかですが、

立川で栽培する白ウドは、

日に当てず地下に穴を掘って、室(むろ)の中で育てます。

1からから室の中でと言うわけでなく、いったん屋外の畑で種株を育ててから、

室の中に入れて育てるそうです。

お話を聞いて意外だったのが、

屋外で株を育てる時に、できるだけ霜にあててあげるといいうどができるということ。

12月に出荷するウドは霜にあてる時間が少なく、なかなか栽培が難しいのだそうです。



これは、畑で種株を作る用に株を小分けにしているところ。

薪割りをしている風情。


これを畑に植えるそうです。



これは室に入れて収穫するウドを育てるために使う株。

根がたくさん出て、2、3本単位のかたまりになっています。




立川で続けられている農家さんも後を継ぐ方がなかなかいないらしく

このままでは減っていくばかり。

地元にある伝統野菜の継承に少しでも貢献できるように

ウドをしっかりいただこうと思います。



そら豆ご飯+荒微塵にした茗荷とウドを甘酢につけたものを混ぜご飯に。

春らしい味わいです。



千切りウドに味一ネギ、みじん切り紅生姜、田麩を添えたもの。
ぐるぐる混ぜてからいただきます。

見た目喉が渇きそうな感じですが、

ウドは水分がほとんどなので意外に食べやすい。



ウド、茗荷、大葉、メカブを出汁、米酢、醤油、みりんで漬けて

春の「だし」。

炊きたてご飯に「だし」と玉子かけご飯。



ウドレシピ、いろいろチャレンジしてみようと思います。

只今デザートレシピを考案中。。



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