【少数派である】 ということが HSP・HSCの 生きづらさの大きな原因のひとつ | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。


HSP・HSCは
アーロン博士によると
5人に1人いると言われていますが
全体の中から見ると
とても少数派です。

 

 

 

少数派なので
周囲を見渡しても
自分と似たタイプの人が
なかなかいないので
まわりにも理解されにくく
孤独も感じてしまいます。

 

 

 

この
【少数派である】
ということが
HSP・HSCの
生きづらさの
大きな原因でもあると
私は思っています。

 

 

 

少数派というのは、
字のごとく、
「数が少ない」
というだけのことです。


 

 

でも、
今の世の中は
多数派の人を基準にして
つくられているので
少数派には
生きにくいように
できています。


 

 

この少数派の問題は
HSP・HSCだけでなく

例えば、
左ききの人
性的少数派の人々
障害者の人々
少数民族(アイヌ)の人々
在日外国人
などなど


少数であるということだけで
差別を受けたり
理解をしてもらえずに
苦しんでいる人が
世の中にはたくさんいます。

 

 

 

 

 

 

 

【少数派=不正解】 

 

【少数派=悪いこと】

 

というように

少数派であることが
あたかもマイナスであるかのように
感じてしまうことが
私たちには多々あります。


 

 

 

HSP・HSCが
少数派であるために
生じてくる苦しみには


 

(1)学校などの制度は、
多数派が基準になっているので
そもそも繊細なHSCには適さない
という物理的な障壁

 

 

(一つの教室に
何十人も詰め込んで
一斉授業するという
スタイルそのものが
繊細なHSCには
すでに合わないですよね)


 

(2)繊細な感覚や感じ方を
他人から理解し受け入れてもらえない
という心理的な障壁

 

 

 

この2つの原因が
あるように感じます。(蒼井調べ)

 

 

 

 

 

 

 

 

物理的にも
心理的にも
生きづらさが
改善されなければ
HSCの子どもたちが
安心して学校に通えることは
ないと思います。

 

 

 

でも
どちらの問題も
お母さんがたった一人だけで
解決できるものではありません。

 

 

 

自分の心の持ち方で
対処できる部分もありますが
それだけでは限界があり

やはり学校の制度の問題は
社会全体の意識が変わり
法律が変わっていかなければ
根本的には解決できない問題です。

 

 

 


ただ
そうはいっても
 

「先生が悪い」
 

「学校が悪い」
 

「教育員会が悪い」
 

「文科省が悪い」
 

「社会が悪い」
 

といって
誰かを悪者にして
文句を言っていても
現実は何も変わりません。

 

 

 

学校や、先生を
悪者にしたところで、
学校が保守的になり、
お互いが傷つくだけで、
それで子どもが
幸せになれるわけじゃない。

 

 

 

学校も、
先生も、
子どもにとっては、
教育の単なるひとつの手段でしかない
ということを
忘れてはいけないと思います。

 

 

 

 

少数派であるという
現実を受け入れた上で
じゃあどうしたら
その与えられた環境の中で
自分や子どもが
幸せに生きていけるのか。

 

 

 

その中に
人それぞれの
答えがあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ前の記事になりますが
2013年
「第61回中学生人権作文コンテスト(大阪大会)」の
<産經新聞社賞>の中に
ある中学生の作文が掲載されていました。


 

 

「少数派の不便」という題名で、
自身の足の骨折による車椅子生活の体験、
母親の<左利きの苦悩>の体験を紹介して、
少数派のことを考えていない
社会の問題を訴えていました。


 

 

 

全文はこちらから▼
http://www.moj.go.jp/jinkennet/osaka/pdf/h26/contestkekka_1220_04.pdf#search=%27%E5%B0%91%E6%95%B0%E6%B4%BE%E3%81%AE%E4%B8%8D%E4%BE%BF%27

 

 

 

 

この中学生は、
作文の最後を
こう結んでいます。

 

 

 

《少数派の人を切り捨てないで、
話をよく聞いて、
その人たちの立場になって
考えたいと思いました。


そして、考えるだけではなく、
優しい心をもって、
行動できる人になりたいと思いました。》


 

 

 

 

 

HSP(HSC)だろうと
そうでなかろうと、
多数派でも少数派でも
どんな人であっても

多様性が受け入れられ
その人がその人らしく
幸せに生きていける世の中であってほしい
そんなことを心から願って
私にできることを
積み重ねていこうと思います。

 

 

 

 

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