感受性豊かな子は「心の目」を持っていて無意識のうちに相手のエネルギーをキャッチしています | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

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育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

 

感受性の豊かな子の多くは

「心の目」を持っていて

自分でも無意識のうちに

相手の感情やエネルギーを

とても敏感にキャッチしています。

 

 

これは

「音叉(おんさ)」に例えると

分かりやいです。

 

 

 

 

音叉とは、叩くといつも同じ音程の音がする金属製の棒で、

楽器の音程を合わせるのに使う器具です。

 

 

音叉は、一つが鳴ると、

近くにある同じ周波数の音叉も

一斉に共鳴し始めます。

 

 

しかし、いくら大きな音で鳴っていても

周波数が違えば、共鳴しません。

 

 

人は誰しも

心の中に「感情に共鳴する音叉」を持っています。

 

 

ただ、その数と大きさと性能には

とても大きな個人差があります。

 

 

例えば、普通の人が

「嬉しい。悲しい。楽しい。怖い…」

といった感情に反応する小さな音叉を

10本くらい持っていたとしたら

感受性の強い人は

1000~10,000本の大きな音叉を持っています。

 

 

10本しか音叉を持っていない人は

周りで音叉が鳴っていても

「周波数が完全に合うこと」がないので

「この人は悲しいのかな」

としか感じません。

 

 

しかし、何千本も音叉を持っている人は

ピタリと一致する音叉が鳴ることで

相手の「悲しい」という感情を

まったく同じように体験します。

 

 

つまり、

たくさんの音叉を持っているほど

相手の気持ちに「共感」できるのです。

 

 

さらに

大きな音叉を持っていると

時として

相手以上の大きな悲しみまで

感じてしまうことすらあるのです。

 

 

 

(「子どもの心の悩みと向き合う本」森津純子著より抜粋)

 

 

 

 

 

 

 

普通の感覚の人と

敏感な人とでは

この絵のくらいの大きな違いが

あるんですね。

 

 

音叉の数や大きさが

全然違うのが

お分かりいただけますか。

 

 

この音叉が目に見える形で

現れてくれていたら

周りの人からも理解してもらえるかもしれないのですが

目に見えない心の中の状態なので

周りからも理解されにくいのですね。

 

 

 

自分が意識していようといまいと

全部が響いてしまうのですから

集団での生活などは

まわりでたくさんの音叉が

あちらでもこちらでも鳴り響いている状態なので

HSCの子どもにとっては

本当に大変で疲れ切ってしまうわけなのです。

 

 

 

 

私自身もそうでしたが

敏感な子にとって

「自分が感じていることは他の人とは違うんじゃないか?」

「自分はどこかおかしいのかな?」

というように

自分の感じていることは誰にも理解してもらえないんじゃないか

という不安は何より苦しいものです。

 

 

ですから

敏感な子の心の中には

人の何倍もの音叉があるのだということを

まずは理解してあげてくださいね。

 

 

 

 

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