学校に行くのが無理な時は行かなくていい | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

今日は、不登校のお子さんを持つママさんのカウンセリングでした。


繊細なHSCは、
引っ込み思案、自己主張が苦手…
といったような特性に合わせて、
学校での集団生活は刺激の多いことばかりです。



「他の子は楽しそうに登校してるのに、どうしてうちの子だけ…」

「私の育て方がいけなかったのか…」

「将来大変なことはたくさんあるんだから、
もっと強い子になってほしいのに…」

いろんな思いが交錯してしまいますよね…。




でも、そんなお母さんの悩みを聞いて、
私がまず感じることは、

「学校がヤダーーー!」
「行きたくないーーー!」
「休むーーー!!」

ってお母さんやお父さんに
言えるような子どもは素晴らしい!!

ということです。


それって、「ヤダ!」「行きたくないんだーー!」
という苦しいネガティブな感情、自分の本当の気持ちを、
子どもが親に伝えられる力が
あるってことですよね!!


それって、親を信頼してるからこそ
言えることですよね!!


そんなコミュニケーションができる親子関係って
本当に素晴らしいじゃないですか!!


繊細なHSCの子は、
はっきり自己主張できなかったりすることもあるので、
「弱い子」と思われることもあるかもしれません。

でも、ぜんぜんそんなことないんですよ。


苦しいことを苦しいと言う。

悲しいことを悲しいと言う。

イヤなことをイヤと言う。

そんな自分の気持ちを正直に伝えられる子どもって、
すごい力があると私は思います。

自分の本当に思っていること、心の底で感じていることを
正直に口に出して伝えることって、
一番勇気のいることです。


それができるってすごく心が強い子だと思います。



自分の正直な感情をお母さんに打ち明けられると、
子どもはそれだけで本当に救われます。


たとえ、子どもが今何かつらいことがあったとしても、
これから先の長い人生の中で
子どもが絶望にぶち当たることがあったとしても、
感情を吐き出せることができたら、
逃げ場がたくさんあるんです。


でも、苦しいときに
苦しい感情を自分の内側だけに閉じ込めてしまうと、
その苦しさはお腹の中にどんどんたまっていって、
逃げ場がなくなってしまいます。


子どもたちの「ヤダ!」「行きたくない!」「苦しい!」
というネガティブな感情を、
まずは、ぜひそのまんままるごと
受け入れてあげてくださいね。


そして、頑張っている子どもを暖かいまなざしで包んで、
安心感の中で子どもの心をゆっくり休ませてあげてください。


それだけで、子どもにとっては、とても大きな応援になります。


と題してこんなふうに言っています。


強く感じるのは、「ほんとうは学校に通うべきなのに」という、世間の風圧のようなものです。それを、親御さんも感じていらっしゃる。

心は見えないから、無理なときは本当に無理なのに、「がんばれば行けるのになぜ行かないのか」と周囲が思ってしまう。そこに問題がある。 


ぼくは、はっきり言いたい。
学校に行くのが無理なときは、行かなくていい。
学校に行かない権利がある。


それに、学びのかたちは一つではないです。

アメリカでは、家庭で学ぶホーム・スクーリングの子が約200万人、全体の約3.4%いると言われています。これからの時代は、さまざまな学びのかたちを提供していくのが、社会の務めなのではないでしょうか。 


学校に行かないと、社会性が身につかないという議論も、よく聞きます。

しかし、学校に行くことで身につく社会性とは、一体なんなのでしょうか?

社会には、さまざまな年齢の方がいますよね? おじいちゃんも、おばあちゃんも、おじさんも、おばさんも、小さな子も。そんな中で、さまざまな人と関わるのは、確かに社会性だと思います。

一方、学校の、同じ学年の子がばーっと密集している、あの均質な感じ、そんな中で、いじめがあったりするあの環境は、それがたとえ社会性だとしても、かなり特殊な社会性だと思うのです。それに適応できる子もいるけども、適応できない子もいる。

そして、あの、学校の社会性に適応できなくても、それは、敢えて言えば大したことではないと、ぼくは考えるのです。

もちろん、学校の大切な役割はあります。行けたら、行ったらいい。

しかし、大切な役割はあっても、唯一の役割ではない。

学ぶ場所、社会性を身につけるやり方は、ひとそれぞれで、その自由を認めることで、ずいぶん多くの人がラクになると思うのですが。



みなさんは、どのようにお考えですか? 


 
7日間無料メール講座
チェック(透過)感受性が強く繊細
チェック(透過)大きな変化や予想外のことがあると不安になる
チェック(透過)心配症、引っ込み思案、人見知りが強い
チェック(透過)環境の微妙な変化によく気がつく
チェック(透過)人の気持ちをよく察知する

そんな個性を持ったお子さんを育てているあなたは
こちらを ↓↓ チェック 

7日間無料メール講座




   人一倍敏感で繊細な子、感受性が強い、心配症、引っ込み思案、人見知りが強い、育児ストレス、子どものだだこね・かんしゃく、集団の輪に入れない、上の子にきつく当たってしまう、登園・登校を嫌がる、行きしぶり、不登校、いじめる・いじめられる、友達との関係、先生との関係、親との関係、夫とうまくいかない、ほめ方・叱り方、ママのイライラ、自己嫌悪、子どもの心、インナーチャイルド、ママ友との付き合い