【偏食】~レディボーデンのバニラアイスしか食べない子もいます | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

先日、
「偏食がすごい」
というお子さまのママさんが
カウンセリングを受けてくださいました。

そのときのご感想をいただきましたので、
ご本人の了承を得て以下に紹介させていただきます。


1、カウンセリングを受ける前は、
どんなことで悩んでいましたか?

長男は、性格的に困ることがたくさんあって、
敏感だったり、細かいことも気になったり、
感受性が強かったりすることと、

健康面では、偏食で悩んでいました。

性格も、将来大丈夫かなとか考えると不安になるのですが、
それ以上に、
偏食のことは命にかかわる気がして
いますぐなんとかしないと
取り返しがつかないような気がしていました。

でも、
健診でもよく栄養相談して
「いつか食べれるようになる」
と毎回言われるのですが、安心できません。

次男は、離乳食からよく食べるし、
性格も繊細ではないので
偏食も、性格的なものからくるのかなと思っていました。

体重は増えているし元気なものの、
食べない姿を見るとイライラしてしまって、
栄養の偏りもあるのが気になって、
こんな食生活で大丈夫かととても不安でした。



2、カウンセリングを受けて、何が変化しましたか? 


子どものことが不安になったりイライラしたりするのは、
「あ~そうか、これがあるから
子どものことがこんなに心配になるんだ」
とつながることがいくつか出てきて、
いろんなことを思いだしました。

あのあとも、
今までつかえていたものが
あふれ出てしまって止まりませんでした。

悲しかったこと、
禁止されていたこと、
本当は親に言いたかったこと
わかってほしかったことも言えなくて、
ずっとずっと我慢して、
頑張ってやってきていた自分。

嫌われないように、
迷惑かけないように
一生懸命子育てでいい母になって
認められたかったんだと思う。

そんなことをたくさん抱えて、自分にダメ出しばかりする心のクセ
哀しかったことやさみしかったことにばかり考えてしまう心のクセ

でも、くせは変えられると知って安心しました。

あのあと、子どもにイライラすることが減りました。

子どもに対して、
「まあいっか~」
と思える範囲が広がった感じです。


偏食についても解決できてやっと安心できました。

食べないことばかりを気にしていないで
子どもともっと楽しまなきゃ損!!だと思えました。

たくさん伝えたい事があるのに上手く表現できませんが、
自分で自分を大切にする!を
できるところからやってみようと思います。


(中野市 Y・H様)


ご感想ありがとうございました!

このお子さんは、
体重は順調に増えてはいるけど
朝も夜も、パンだけしか食べないそうで、

学校の給食でも、
パンの日は何とかパンだけは食べるけど、
ご飯の日はほとんど残してしまう、とのことでした。

栄養が偏ってしまうのではないか…
ちゃんと成長できるのか…

不安になってしまいますよね…。



何事にも敏感なHSCの子は、
食べることにもこだわりがある子もいます。


白いものしか食べない子
おやつしか食べない子
タラコスパゲティなら大好きでモリモリ食べるのに、タラコは嫌いな子
中にはレディボーデンのバニラアイスしか食べない子もいました

学校の給食でも、牛乳だけしか飲まずに、あとは全部残す子

給食の時間がストレスになってしまい、
学校に行けなくなってしまう子もいます。


本人が苦手なものを、無理して食べさせるよりも、
食べれるものを、食べたい分だけ、
おいしく笑顔で
食べれるような
食事の時間になるといいですね


カウンセリングの中でお話を伺うと、
お母さんたちはみなさん、
お子さんに合わせてとても工夫されていて、

ハンバーグやギョーザの中に、
野菜を細かくしてこっそり入れる
という定番のものから、

キノコや野菜の形が見えると絶対に食べてくれないので、
どんな料理でも必ず原形がなくなるように切り刻んだり、

電車が好きな子なら、電車の形を作るとか、

ご飯は食べないけど、握ってあると食べるので、
毎回おにぎりにするとか、

すごいなあと私の方が感心してしまうことばかりです。

(他にもいい方法を知っている方はぜひ教えてくださいね!)




偏食については、
いますぐ完全に治すやり方があるわけではなくて、
食べれるものが少しずつ少しずつ
増えていくようになるものだと思います。


偏食が強いときは、
感覚過敏が強いときでもあるかもしれません。


ストレスを減らしてあげて、
できることや楽しいことが増えていくと、
感覚過敏が自然に弱まっていきます。


なので、大事なことは、
偏食を何とかしようというところで頑張ることよりも、

子どもの感じているストレスを減らし、
子どもが楽しいこと、ワクワクすることができる時間を
ふやしてあげること
です。


お子さんの好きなことを探すことから始めてみてはどうでしょうか。

取り組めることがひとるでもできたら喜びを共有して、
いっぱい褒めてあげてくださいね


自信を持って取り組めることが増えてくるに従って、
「ぼく、食べてみようかな」
と、子どもの方で自然に思えるようになる日が来ます。


「食べない、食べない」
と偏食のことばかり考えて悩んでいるよりも、

「どうしたらもっと子どもと一緒に楽しく過ごせるかな?」
と、ワクワクしながら、そちらの楽しい方へ
意識を向けて毎日過ごしてみてくださいね




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カウンセラー 蒼井美香