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こんばんは。ひろしプロジェクトです。
写真の夜行路線バスは、南海バスの「サザンクロス」神戸・大阪・京都～立川（東京）線です。
神戸の山陽電気鉄道と共同で運行しています。
元々この路線は、大阪（堺・なんば）・京都～立川線と神戸～立川線が別々に運行されていました。
大阪（堺・なんば）・京都～立川線は南海バスが単独で運行、一方のは、山陽電気鉄道と小田急グループの立川バスが共同で運行していました。
しかし、2009年5月13日にこれら2路線が統合され、新たに神戸・大阪・京都～立川線として生まれ変わりました。
これに伴い、立川バスの運行からの撤退と、堺市内の各停留所及び神戸三宮以外の神戸市内各停留所が廃止されています。
この路線の特長は、何といっても東京西部地区を集客のメインターゲットにしていることでしょう。
立川はもとより、昭島、青梅、拝島地区や、場合によっては日野市や八王子市からの利用が可能で、これら地域から関西地区へ出掛けるのには最適な路線ともいえます。
東京西部地区を発着する路線といえば、かつて西東京バス（当時多摩バス）と近鉄バスが運行していた八王子～大阪線「トレンディ号」という夜行バスがありましたが、同路線の利用客が減少し、同社が運行する「ツインクル号」に吸収されたいきさつがあります。
その原因が、実は「サザンクロス」大阪（堺・なんば）・京都～立川線の開設ともいわれています。
それだけ、この路線の開設が周辺路線に与えた影響が少なからずあったといえるでしょう。
車両は、3列独立シート29人乗りのスーパーハイデッカーまたはハイデッカー車両が充てられます。
以前は写真の三菱エアロバス（KL-MS8&MP）がよく運用に就いていたのですが、現在はどうなんでしょうかぁ・・・・・。
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