今日ご紹介する水草はエキノドルステネルスです
- (水草)Ech.テネルス(無農薬)(10株)
- ¥1,088
- 楽天
いつものとおり、基本的な育成条件は↑のチャームさんのページでご確認くださいテヌキ
オンラインショッピングなどで水草を買うとき、上の写真のようにきれいに茂っている写真を夢見て、でも、いざ育ててみるとうまくいかないっていうことありませんか?
でも、安心してくださいこの水草はとても育てやすいですよ
なぜなら、わたしがまったくこの水草に向かない環境で育ててみたことがあるから分かるのです
出来が悪いので、あんまり見せたくないですけど、最近よく登場するこのレイアウトのとき↓
底面ろ過の記事のときに話したように、このレイアウトのときは、かなり水草の育成に向かない環境だったんですね
光量は弱めから中くらいだし、CO2の添加はないし、底床は養分のない溶岩砂だし、底面ろ過だから、仮に底床に栄養があっても栄養分は流れ出るし…。
肥料もまったく使っていませんでした
この環境下で、さすがに繁茂はしなかったですけど、エキノドルステネルスはランナーを出して子株をつけようとしていたのです
ということは、上の環境からどこかひとつ要素を変えてあげるだけで、十分育成可能だったんではないでしょうか
たとえば、光量がなくて、CO2添加がなくても、ソイルに植えて、底床に施肥をしておけば(底面ろ過はなし)、結構茂ってくれるんじゃないかと思います。
上の写真のレイアウトの後、光量を増やして、CO2添加もして、ソイル(底床内に肥料なし)で育成したところ、かなりの成長スピードで、ソイルを覆い尽くしてくれました
左の黄緑の丸い葉と右下の石の間がエキノドルステネルスですけど、どうですか?ぎっしり茂っているでしょ?
上記の育成環境では、植えてから1か月もあれば、結構茂ってくれたように思います。
本来、底床の肥料を欲しがる水草とのことなので、施肥もしておけば、さらに早く、きれいに育ったかもしれませんね
で、レイアウトとしての使い勝手ですが、写真で見て頂くと分かるように、エキノドルステネルスの色は、純粋な緑というよりは少し赤が入ったような緑になることが多い気がします
また、ショートヘアグラス(過去記事をご覧ください)などと比べると若干背丈が出ます。
前景全面に使うとなると、その辺りのことも意識しなければなりませんが、たとえば、草姿が似ているショートヘアグラスの草原の中に混ぜて使うような場合には、葉色が違うことがより生きたりするかもしれませんね
さらに、注意点として、先ほど言ったようにランナー(根っこの方から横に伸びる茎みたいなもの。その茎の先に根っこが生えて、また葉が出るみたいなふうにして横に増えていく)で増える水草なので、増えてほしくない箇所に広がり始めた場合は、ランナーをカットして間引く必要があります
なお、ぎっしり茂った場合は、葉が重なったところに光が届かなくなったりして育成に良くないようですから、ショートヘアグラスなどと同じように上からざくざく切って、短くトリミングする必要があるようです
以上、比較的育成の簡単な前景草として、皆さまも植えてみようかということがございましたら、その際に、この記事が少しでもお役に立ちましたならば光栄でございますm(u_u)m
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