明治村 | 翡翠のブログ

翡翠のブログ

日々の徒然をつづっています。コメントは承認後公開させていただきます。

今日は犬山市の明治村に遊びに行きました。

前回、最後に行ったのは子どもと、8年くらい前か?

 

結構何度も行ってはいますが、今回は友人らとなので、子連れとはまた違う楽しさがたっぷりありました。

 

友だちと落ち合うより、だいぶ早く犬山に着いたので犬山城の城下町近くを少しだけ歩いて、遠くから犬山城を眺める。

 

犬山城は5年ほど前に登ったことがあるので今回は観ただけで、

 

朝、早い時間からやっていた厳骨庵で、犬山名物の「げんこつ飴」を購入。私の好みは試食させていただいた柔らかい「きびだんご」にだいぶ傾いていますが、朝、歩くとき前に牛乳飲む代わりになめながら歩こうかなと。

 

明治村、12月だから空いているだろうと軽い気持ちだったのですが、今日は明治村が割引になるらしく、犬山駅からのバスは激混み、パンパンでした。到着後も切符売り場にずらーッと並んでいました。

https://www.meijimura.com/

 

友人との待ち合わせより早く、開園と同時に入村したので、まずは2丁目へ。京都七条巡査派出所や札幌電話交換局、東山梨郡役所をざっと眺めて、10:30になるのを待ち、千早赤阪小学校講堂で開催されている特別展-帝国ホテル・ライト館竣工100年記念-「東洋の宝石」へ。今回、帝国ホテルが第一の目的で、明日は豊田市の美術館の特別展も観に行く予定です。

 

コンパクトな展示ですが、当時の内装が再現展示されていたり、当時の建物の外観と内観を資料から再現したVR上演もあったりで、この後、移築された本物の建物展示を観るにあたって、とても面白く興味深く、開館時間を待ってでも観て良かったです。撮影可の展示。

 

当時のパーティの献立再現も撮影可。

 

友人らと正門入り口で合流し、まずは5丁目を目指そうと、ちょうど出発するところだったバスに乗車。

 

曇り空だったのが、ちょうどホテルの正門前に回ると晴れ間が。

 

観たばかりの特別展の展示や、先日読んだフランク・ロイドの建築についての本の内容を思い出しながら、柱や天井、壁などをじっくり見、触りしました。椅子も座れましたし、中に入って体験し触れられるところが明治村の展示は良いと思います。

 

 

 

食事の時間はずらすことにし、代わりに帝国ホテルのティールームで早速お茶休憩。ステンドグラスのケーキ。

 

他に5丁目では金沢監獄中央看守所・監房を見たりしつつ、聖ザビエル天主堂へ。

 

クリスマスの飾り付けがされていて、12月の明治村って美しい。

 

 

ここは薔薇窓とステンドグラスが美しく毎回楽しみ。

当時の実物の薔薇窓は下に展示されていて近くで観ると大きい。そして色が美しいだけでなく、ガラスに文様が入っているのも美しい。

 

ここでもちょうど陽が差して来てくれたので、差し込む光とステンドグラスの落とす光の色がとても美しかった。

 

4丁目は、呉服座や石川啄木が2階を間借りし一握の砂を出版したころの本郷喜之床、ガラス工場で現在はガラスのお土産と電気ブランを販売している工部省品川硝子製造所などを眺めてから、宇治山田郵便局舎へ。以前訪れてから後に改修工事が入っていて完成したのでピカピカです。中は郵便業務を行っており、10年後の自分への手紙、ハートフルレターを書いている人も多いため撮影禁止。

 

歩兵第六聯隊兵舎を見たりしつつ、「食道楽のカフェ」へ。食道楽のカレーやハヤシライスが売りの店ですが、軽めに。

 

3丁目は抜けて2丁目。今回は乗らなかった市電。

 

さらに1丁目へ。ここは傾斜がきつく、階段もきつく非常に高低差あり、高い登りです。

森鷗外・夏目漱石住宅

 

西郷從道邸

 

ここは内装が素晴らしく毎回楽しみに。西郷隆盛の弟、西郷従道が建てた住宅で食器やカトラリーも近くで観られます。展示で使用されている家具は、東宮御所(現 迎賓館赤坂離宮)花鳥の間と呼ばれる大食堂で使用されていたもの。今回はガイドの時間を狙いました。というのも、1階は自由に観られますが、2階はガイドでのみ観られるからです。

 

2階の居間。

ソファーはGHQに収監され、ペンキを塗られてしまい、その後日本に戻ってペンキをはがしたけれど、せっかくの漆塗で描かれてた絵が一部剥がれてしまったのだそう。

 


バルコニーからの景色。紅葉が美しく、向こうに色づいた樹々の向こうに聖ヨハネ教会堂が見えます。

 

 

1回のディナールームへ。

 

ノリタケのテーブルセット。ため息が出るほど美しい。そしてここもクリスマス仕様。

 

 

前回は、子どもが器に近づくとドキドキして座るどころではなかったのですが、今回は座ってみました。素敵です。

 

隣にある夫人らのためのお茶室。

 

建物の周りの紅葉も美しい。

 

最後に、聖ヨハネ教会堂へ。

 

1階が積み木遊びの部屋になっていました。

 

2階へ。

 

聖ザビエル天主堂とはだいぶ趣きが違う、落ち着いた感じです。

 

ミュージアムショップへ寄ってイベント終了。今回、名鉄電車や岐阜バスとパックになった「明治村時間旅行きっぷを使用したので、乗り降りが楽でした。帰りもバスはパンパンいっぱいだったので。乗物券は今回は最初にバスに乗ったのみ。お店の特典はミュージアムショップでバタークッキーをもらうことにしました。

 

11.3km15,500歩(うち2kmほどは、入村前の犬山駅でげんこつ飴買いにいって時間をつぶした分だと思います)。

疲れた(特に往復のバスが混んでいて)けれど、とても楽しかった。子どもが遠足で行くところというイメージはもったいなすぎる、大人が行って楽しめる、友人らと歩くと一層楽しめる場所でした。