やおや旬さんで頂いたビラを元に訪ねてきました、寺田本家酒蔵まつり。
通りにはマクロビオテックやローフード、有機野菜等々のお店がずらり。規模で言うと新松戸祭りくらいの人出があったのでは？なんと、駐車場は1km離れた田んぼで、その広さは四反分。
重たいものをたくさん買う時はキャリア持参が必要ですね。
通りの一角に作られた特設ステージでは、音楽や伝統芸能の発表が目白押しでした。
メインの目的は寺田本家の酒蔵見学。蔵人のお兄さんが親切丁寧に説明してくれました。お兄さんは結構ハンサムで、現在の寺田本家のお酒はこのお兄さんの田んぼで獲れたお米を使っているそうです。
酒蔵の中は、伝統を感じさせる古民家のような面持ちで、それでいてなんだかさわやかな香りが漂っていました。
お米につく麹菌が酵母を呼び、乳酸菌を呼ぶそうです。
これがお米に付いた麹菌です。お兄さんによれば、この麹菌が付く米がお酒になる米だとか。
そう考えればつじつまが合いますよね。この麹菌はその付いたお米を溶かしてお酒にしてゆくわけですからね。
今回「醍醐のしずく」の酒粕は変えなかったのですが、「五人娘」の酒粕をゲットしました。お店の方によると、「醍醐のしずく」の酒粕は一段仕込みなので、まだ増えようとする酵母がたくさん残っているので発酵は早いとのこと。でも「五人娘」の酒粕でも時間をかけたらできますよということでしたので２パック購入。
早速この酒粕で酵母種を作ってみました。思いのほか簡単にできました。ただ、酒粕をちょっと小さくして熱湯消毒したガラス瓶に入れ、その中に同量の全粒粉と２倍の水をいれて放置するだけ。昼12:00に仕込んだら夜19:00には出来ていました。
そしてその酵母種を大さじ三杯つかって600gのスーパーキング小麦粉をこね一晩低温発酵して焼き上げました。
しっとり、もちもちのパンが焼きあがりました。
次週月曜日のやおや旬さんへの納品はこの酵母種を使う予定です！