日曜日お昼前に帰ってきて
今日で4日目
ようやく戻ってきた気がしますが
まだ3割くらいインドに魂が残っているような
不思議な感覚があります。
魂持って行かれちゃいましたね。
完全には疲れが抜けていなかったようで
合間を見ては寝ています。
寝る度に一歩一歩、魂が日本に戻ってくる~。
仏陀が80歳で亡くなる時
昨日写真を上げた、霊鷲山を後にして
最後の旅に出発します。
いよいよ涅槃が近づいたと直感して
故郷のルンビニ・カピラパストゥを目指します。
クシナガル郊外の村のマンゴーの木の下で休んでいた時
鍛冶屋のチュンダと出会います。
彼は仏陀にお食事の提供を申し出ます。
この料理に関しては、キノコだったという説と
豚肉だったという説があります。
このお料理を食べた後
仏陀は激しい苦しみに見舞われます。
そんな状態でニルバーナ寺院にたどり着くわけですね。
この鍛冶屋のチュンダはものすごく申し訳なく思ったようで
でも仏陀は、チュンダの責任ではない、と説かれます。
悟りを開くに至った、スジャータの乳がゆと同じく
重要な意味があると説かれました。
このお話、心に強く響きます。
私ごときの話と一緒にするのは申し訳ないのですが
私も、前日の牛糞→翌日の車内の匂い→ステップで滑る
→足をひねってぶつける→杖でよろよろ歩いて着く→
仏陀の状況とシンクロしたことでその時の心境がわかる
となったので
牛糞を踏んだ人が悪いなどとは
全く思わないのですよね。
思うのもおかしいですけどね。
この写真は、ニルバーナ寺院の涅槃像の下にあるものなんですけど
ガイドさんはお医者さんだと説明していましたが
添乗員さんは、食事を提供したチュンダでしょう
と言っていました。
この感じ、申し訳なさそうに謝っているように見えませんか?
↓
仏陀の涅槃像とセットであるところがなんともすごいな~
と言葉にできないものがあります。
イスラエルのキリストの聖墳墓教会とかその他にも
イエスを裏切ったユダとか描いてあるので
同じような感じなんですかね。
反対にこれは、仏陀に乳がゆを提供した
スジャータの像。
ニルバーナ寺院の仏陀が悟りを開いた樹のそばにありました。
何かやはり堂々とした誇り高いものを感じますよね。
名誉の人なのでしょう。
↓
でも、上のチュンダもスジャータも
役目としては同じなのです。
よいも悪いもない。
ちなみに、私たちがコーヒーのミルクで使っている
スジャータという会社名は、ここからとっているようです。
↓これは仏陀の最後の弟子ということだったと思います。
なんかすごい・・・。
小さく彫られているけれど
2400年の時を超えて、ずっと一緒にいる
という感じがしました。