今日の午後は保護者様参加のワークショップが行われました。
今日のワークショップは「モンテッソーリ式英語教育」です。
「教室内の英語に関するたくさんのモンテッソーリ教具はどのように使うの?」「子どもはどのように英語を覚えるの?」「家庭では、どのように英語を教えたらいいの?」等の疑問を英語教師を交えワークショップで解決します。
今日のワークショップでご紹介した教具です。
今日、行われたワークショップの一部をご紹介します。
まず、色々な動物を用意しました。先生が動物一つ一つの名称を声を出して言います。単語を知らない子ども達に 「Where is a dog? (犬はどこですか。)」と質問しても答えが戻ってくるはずはありません。初めは 「This is a dog. (これは犬です。)」と犬を指し、実際に犬が「Dog」であることを見せて(showing)学びます。そして 「Do you want a dog?」 「Where is the dog? (pointing)」と固有名詞を覚えさせます。最後に 「What is this?」と問いかけ、子どもに「dog」と答えてもらいます。
他には、まず子どもにYes/Noで答えられる質問をします。例えば、「What did you do today? 」と聞くのではなく、「Did you do Pink Tower?」と聞きます。これにより、その物がピンクタワーと言う物であるとわかります。
また、上記でも示したようにPointingの「Where is your head?」の質問も子ども達は好みます。
Rhyme(ライム)のような言葉に一定の形があるものも子ども達は好み、楽しく英語を学べます。例えば、Cat-Hat-MatやKey-Bee-Pea、Pig-Fig-Dig等です。
単語に慣れて来たら、2単語を使い会話をしてみます。初めは基本的なもので構いません。
Thank you.
Good morning.
Help, please.
Open, please.
Close, please.
2単語だけでも随分と会話が出来ますよ。
聴覚を使い、英語の歌で英語を覚えることも出来ます。モンテッソーリ国際学園では、英語と日本語の歌を一曲ずつ毎月学んでいます。
更に、子ども達には、今日おこなったことを先生とお話をして、先生が文章にして書きます。こうした事から自分が話したことが文にして書けるという繋がりを体験してもらい、最終的には自分で文章が書ける様にします。
モンテッソーリ教育でよく行われるのがPhonicsのお仕事です。Phonicsは、英語の綴り字と発音との関係を学びます。
保護者様には、Phonics表が配られ、先生と一緒に発音の練習をします。
園長先生の姿が見えます。何だか大笑いして楽しそうにワークショップに参加していますね。
実際の教具やスライド等を使い、保護者様に分かり易く、「モンテッソーリ式英語教育」を学んで頂きました。皆様、満足していただけましたか。