2014年に開始した当ブログ。それから10年以上経ちました。

 中央銀行による国債引受けの弊害について記述していたのは、ブログ開始年の10月。

 10年近く前から、悪性インフレを引き起こす懸念を指摘していたわけです。

 昨今の円安は、むしろ遅かったぐらい。これまでの円への信頼性、何も考えない愚かな国民が円の価値を妄信していたことから、むしろ円安にはなりにくかったわけです。

 当ブログを参考に、円から資産移動(ドル建て資産、金関連)させた人は、助かった、あるいは利益を得られたということになるはずです。

 

 一昨日の衆議院補欠選挙では、立憲民主党が3議席を獲得するという結果になりました。

 アベノミクスの失敗はすでに明らか。自民党の裏金脱税やいかがわしい政治に、さすがに愚かな有権者も気づき始めたということのようです。

 

 大胆な予想を一つ。円と自民党の崩壊が、これから連鎖的に続くのではあるまいか。

 円が安くなれば生活は苦しくなる。貯蓄も実質的に目減りする。アベノミクスだの自公連立政権だの、騙されていたことに愚民たちもやっと気がつく。

 

 あんな愚かな政治、通貨の信頼性を毀損する財政金融政策。10年以上も続けてきて、こんな程度の円安で済むわけがない。

 昨日は為替介入で一時的に円高に戻しただけ。

 逆に言えば、もうこれでほぼ打つ手なしとなった。

 次なる円安の波に抗う手段があるのだろうか。