紅麹を使ったサプリメントの健康被害が相次いている。
渦中の小林製薬は、当然ながらメディアからの厳しい批判にさらされている。
一方、この「機能性表示食品」という制度はよくわからぬ。
医薬品でもなければ、一般の食品でもない。それ以前には、トクホ(特定保健用食品)というのがあった。
トクホと「機能性」、いったいどう違うのか。
検索すると、こういう記事が出てきた。
紀藤正樹氏 小林製薬のサプリ回収に私見「トクホとの違いを消費者はほとんど知らない」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
「『特定保健用食品』(トクホ)制度との最大の違いは機能性に関する科学的根拠について国が製品を個別審査せず食品メーカーが自らの責任で機能性を表示できる点。消費者は、違いをほとんど知らないのでは」と指摘。
食品メーカーが好き勝手に表示できる。国や専門の研究機関による検査や確認は必要ないらしい。
ところで、この機能性表示食品制度を安倍政権時代に提唱したのは、かの悪名高きアンジェスの創業者、森下竜一だったらしい。
ウェルネスデイリーニュース | 8年目に入った機能性表示食品制度 森下竜一氏、「これまでのところ順調に推移」 (wellness-news.co.jp)
今年4月、機能性表示食品制度は施行から8年目を迎えた。制度創設の背景には、安倍晋三元首相が推進した「規制改革」がある。当時の規制改革会議委員として、食品の機能性表示制度の創設を強く提言するとともに、行政との議論を主導した森下竜一氏は今、制度の運用状況をどう見ているのか。今後の展望も含めて聞いた。
この森下は、大阪万博の最大の目玉であるヘルスケアパビリオンの総合プロデューサーに就任している。
これからも活躍が期待されますね!?
大阪パビリオン|2025年 日本国際博覧会 (2025osaka-pavilion.jp)