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 政治資金関連の法律は「ザル法」。抜け穴や脱法行為がやりやすいようにできている。法律を立てる側の者が、自分たちが脱法行為をやりやすいように、わざとそうしている。

 

自民・茂木敏充幹事長「適切に報告」 後援会組織の使途不明金(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

 自民党の茂木敏充幹事長は4日の記者会見で、自身の後援会組織に使途の詳細が不明な億単位の支出があったことに関し、「政治資金規正法の規定にのっとり、収支を適切に報告している」と述べた。 この問題を巡っては、立憲民主党の蓮舫氏が4日の参院予算委員会で、岸田文雄首相に対し、茂木氏の資金管理団体から後援会組織に10年間で3億2千万円超を移動していたと指摘した。 この資金管理団体は、使途公開ルールが厳しい「国会議員関係政治団体」に該当するが、資金の移動先の後援会組織は支出の公開基準がゆるい「その他の政治団体」となっていた。

 

 支出の公開基準がゆるい「その他の政治団体」にカネを送ってしまえば、そこからはブラックボックス。自由にカネを使える。どうせ、税務署は調査に来ない。選挙の買収資金か、銀座の飲み代か、愛人を囲うカネか、好き放題というわけである。

 

 この茂木は、自民党が生まれ変わる決意が必要だのとほざいている。

 茂木氏「自民生まれ変わる決意」(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

 自民党の茂木敏充幹事長は4日の党大会運営委員会で、派閥の裏金事件を受けて17日の党大会で党則やガバナンスコード(統治指針)を改正することに関し、「党大会では全く新しい自民党に生まれ変わる強い決意を示していかなければならない」と強調した。 

 

 では、まず茂木から不透明な資金を説明し、不適切な支払いや政治資金以外の流用があるなら修正申告し、重加算税や延滞税を支払い、議員辞職することだ。

 そうすれば、自民党も少しは変わるだろう。

 もちろん、あり得ないが。