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レバレッジ・リーディング

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本田 直之
東洋経済新報社 2006-12-01

by G-Tools
<僕の評価:★★★★☆>

ビジネス書の読書について著者があみだした、レバレッジ・リーディングについて
書かれた本です。

ビジネス書を読むことを読書ではなく、「自分への投資」ととらえて、これほど
投資効率が高いのはないと説明されています。

おもしろいのは読書全般のすすめではなく、ビジネス書に限った読書のすすめであり
読書法であるということ。

ビジネス書好きとしては大変おもしろく読めました。

また、著者は教科書的なビジネス書ではなく経験やノウハウ的な平易なビジネス本を
すすめているところも自分の読書歴から考えると安心できました。

驚くべきはその読書量で、1時間で一冊。年間約400冊だそうです。

どうしてこういうことが可能かというと速読でもなんでもなくて、

まず読書前に今から読む本に対しての目標をさだめ、それにそって重要だと思う
ところだけをちゃんと読み、あとは斜め読みをするからです。

そして重要だと感じたとこやひらめいたところには、どんどん本を折ったり線を引いたり
してがんがん本を汚して読んでいくとのこと。

最後にその線を引いたところなどを、抜き書きするかパソコンに打ち込んで常に持ち運び
合間に読みながら自分の身にしていく。

これがレバレッジ・リーディングの手法とのことです。

これは早速開始しました。非常に納得できる方法であるし、重要箇所を抜き出して
持ち歩くことに非常に興味を覚えました。

今まで僕もたくさんビジネス書を読んできましたが、ただ消費しているだけという感覚が
どうしても抜けきれず、いざというときにその手法や理論も断片的にしか利用できていなかった
と感じるからです。

この方法でビジネスの先人達が身につけてきたノウハウを自分の身につけて
このブログの題名にもなっている成功を勝ち取るため、さらに頑張っていこうと
決意しました。

まだまだこの本は示唆を与えてくれることが書かれてありますので、ビジネス書好きのかたや
これから勉強しないといけないなーとか本を読まないといけないなーと感じているかたには
始からこの手法を一回知った上で読書に励めばロスが防げると思います。