「バルセロナ(岡部明子さん著)」を読んで知るバルセロナの姿。 | サッカーと読書とクララ@バルセロナ♪

サッカーと読書とクララ@バルセロナ♪

バルセロナの日常についてツラツラと書いています。



ここのところ、秋の夜長ならぬ、バルセロナの夜型で日本の本が恋しくなること山のごとし。そこで、岡部明子さんという建築の専門家が書いた本を読みました。今年の8月に出版されたばかりなので、記憶に新しいかもしれませんね。




バルセロナ―地中海都市の歴史と文化 (中公新書)/岡部 明子

¥924
Amazon.co.jp



とてもおすすめです。特に、バルセロナに住んでいる私としては普段通っているあの場所、この場所にも色んな背景があったのね~!とか、へぇ~。なるほど。という事実が盛り沢山。改めてバルセロナを知ることができました。逆に地理感がないと、読んでもあまり面白くないかもしれません。


バルセロナオリンピックをはさみ、10年ほどバルセロナに住んでいらっしゃったそうで、かなり詳細にバルセロナの誕生から現代まで地中海都市として発展してきた歴史と文化が書かれています。と書くと、何だか難しそうに聞こえますが(=д=;;;)―そんなことはなく、バルセロナの都市計画がどんな風に進んできたか、その裏にはどんな事情があったのかをミロやピカソなどの芸術家やサッカーの話題も交えながら分かりやすく説明してくれます。


都市計画について勉強している方や、バルセロナに住んでいる/いたことのある方、一度読んでみてください!