Cream(クリーム)は1966年~1968年にかけて活動したイギリスのグループ(1990年以降何度か再結成している)。メンバーはJack Bruce(ジャック・ブルース、Ba.,Vo.)、Eric Clapton(エリック・クラプトン、Gr.,Vo.)、Ginger Baker(ジンジャー・ベイカー、Dr.)の3人。
"Sunshine of Your Love(邦題:サンシャイン・ラヴ)"は、Cream(クリーム)が1967年11月にリリースしたアルバム「Disraeli Gear(邦題:カラフル・クリーム)」に収録されている曲。
この曲は、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ピート・ブラウン(作詞家)によって作られた。ブルースとクラプトンが、ジミ・ヘンドリックスのライヴを観に行った時にこの曲のヒントを得たと言う。後にヘンドリックスもこの曲をライヴでカヴァーしている。
この曲は彼らのアメリカでの最初のビッグヒットになり、シングルチャートの最高5位を記録した。
CreamはR&B、ジャズをルーツとしながらも、それまでに無かったヘヴィでラウドなロックのスタイルを確立したとされる。この映像でもクラプトンの「ウーマン・トーン」と呼ばれるマイルドなディストーション・サウンドのギター、ジャック・ブルースの重いベースサウンドとヴォーカル、ジンジャーベーカーのツーバスとタムを駆使したドラミングなどを聴くことが出来る。日本でも「革新的なスーパーグループ」と受け止められ、多くのミュージシャンがそのサウンドを真似しようとしたと言う。
この曲が収録されているアルバム「Disraeli Gear」のプロデューサは、フェリックス・パパラルディ。UKアルバムチャートの5位を記録し、アメリカでは翌1968年に4位を記録した。
アルバムタイトルの「Disraeli Gear(ディズレーリ・ギア)」は、実際に存在しない熟語。元はエリック・クラプトンとジンジャー・ベイカーが、競技用自転車の話をしていて、「Derailleur gears(ディレイラー・ギア:自転車の変速ギア)」と言う言葉を使ったところ、近くにいたスタッフが19世紀のイギリスの首相「Benjamin Disraeli(ベンジャミン・ディズレーリ)」に掛けて、「Disraeli Gear」と言う言葉を使ったのが元になったと言う。
(参考:wikipedia、ジョージ吾妻氏のLPレコード解説書)
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