今年の冬の厳しさというのは、去年のような「極寒」と「雪」だけではないようです。

こんにちは、モンゴルだるまです。

今年の春にモンゴル東部・東南部地域の野生のガゼル感染から始まった口蹄疫感染。

ついにウランバートル市の飛び地経済特別区バガノールでも感染が確認されました。

日本政府からは、宮崎県の口蹄疫アウトブレイクがとりあえずおさまったこともあり、「口蹄疫ワクチン」の無償援助が送られました。

とはいえ、感染地域での拡大防止のため、なわけで、予防接種的に使うわけじゃないから、庶民の家畜には届かないんですね。。。

懸念事項は、うちの家畜を委託している遊牧民さんは、東部ヘンティー県から干草を買い付けることにしているようなのですが、ヘンティーもかなりの地域が感染地域になってしまっている。
干草がウィルスで汚染されていたら、その干草を食べたら、うちの家畜、全滅しちゃいます。

目に見えない微生物のことだし、情報が限定的にしか入ってこないところだし、さらに干草販売業者も、口蹄疫汚染地域でとったもの、ということは言わない(この辺の自分に都合が悪いことは隠蔽するモラルのなさはモンゴルは目を見張るばかり)だろうから、今回もまた「仕方がなかった」で私は財産を失うことになってしまうのだろうか・・・

一応、東部からナライハ、ウランバートルに入る車は消毒していますが、500トゥグルグのただのお小遣い稼ぎ的で、口蹄疫など法定伝染病に対する抑止対策であるという意識があるとは思えないいい加減さなので、とても心配です。

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