台風の最中、出かける前に、ウランバートルに国際電話をかけてみました。
実はなんとなくダラダラしちゃって、帰国してからモンゴルに全然、連絡してなくって・・・
特に話さなきゃいけないってこともないし、大抵メールで用は足りてしまうし、国際電話っていくら安くなったとはいえ、居候の身ですからあせる

ウランバートルは真剣に冬到来みたいですね。

しょーきち君は、ゲル地区にある家のペチカ(モンゴル語だとピーシンといいます)の修繕をしているところだとか・・・。
集中暖房がないゲル地区の暖房は、ペチカかストーブ。
大体はペチカですね。
薪ストーブ(本格的な寒さには石炭をたきます)に2口の煮炊き用の蓋(何重かの輪っかになっていてなべ底の直径によって、調節できるレンジ口)としっくいとレンガでかためた煙突兼壁、それに灰が落ちる部分で構成されています。

シャーマンのお兄さんは故郷のフブスグルでやっぱり家造りと防寒対策の内装工事中なんだとか。

もう11月になるというのに、雨が降っている、というのは北国の彼らにとっては、なんだか衝撃的みたいです。

実際、東京でもコート羽織ってる人もみかけますものね。
私は未だ、半袖Tシャツ+肉じゅばんでなんとかなっちゃっているけれど。

直行便だったら、5時間(冬は大体半日がかりですね)でいけちゃう時差1時間の国なのに・・・気温差は多分30℃近くなってますね。

冬のモンゴル体験したい人・・・最近、メディア露出も多いし、冬のフライトスケジュールになって少し飛行機代も安くなってくるから、多いかもしれませんが、もし、冬にいかれるご予定がきっちり決まっていないのならば、根雪がしっかりつく11月半ば以降がおすすめです。

氷点下の暮らしになったら、冬の食糧としての家畜をつぶすところとか、狩りとか、モンゴルらしい暮らしの知恵を体験できますし、ダイヤモンドダストや樹氷など、日本ではめずらしい気象現象などを楽しめますよ。

ただし、ウランバートルの大気汚染は世界的にも深刻な悪状況ですから、マスクやうがい薬など防御策をお忘れなく!

私は、たぶん、本格的に氷がはって、氷穴釣りができるくらいになってからモンゴルに戻るつもりです。
それまではこちらで・・・英気を養い、傷んだ身体をなおして、ビッグファイトに備えるのです。