なかなかオープンにこぎつけないでいるカフェではありますが、少しずつ準備を進めています。

私がイメージしているカフェは、「人が集まることでエネルギーを生み出す場」。気軽に情報交換ができたり、いろんなことを語り合ったりできる場にしたいんです。

それから自分ニーズなんだけど、のんびり読書ができる場を作りたい。 旅先で日本語の本を読むのって、なんかシアワセ。ついでに、モンゴルを旅する人たちが必要な情報を発信・収集できるようにしたいな。

私が学生時代からコツコツ集め続けてきたモンゴル関係の本や、地平線会議の仲間が執筆した本、自分が寄稿している本や取材リサーチに使った本などを、今回、日本から持ってきて、本棚に並べてみたら、けっこう壮観!

モンゴルにはゲストハウスが増えてきているのでバックパッカー
・格安旅行にこだわる方々が使う「地球の○き方」や「ロソリー×らネット」などのガイドブックに「載っている」場所に「どうやっていくか」「いくらでいくか」といった情報はバックパッカーの間で結構交換されている。 だけど、本
に載っていない場所がモンゴルの場合、多分7割以上じゃないかな?以前、「地球の○き方」の取材を手伝ったことがあるけれど、あまりにもコアなところは、「旅行者がいかないから」と却下されちゃった。目的がない人がこんなところで降りたら路頭に迷って大変だ!と思えるような国内列車の駅(鈍行の駅も全部)の時刻表を載せるというディープさには固執するのに、ガイドブックを作るというのは大変なんだなぁ、と思ったものだ。 モンゴルホライズンには、そういうガイドブックに載せてもらえな
かった情報がたまっている。本になってない現地在住者ならではの生情報を、私達のカフェに立ち寄って、美味しいコーヒーやハーブティーと共にご提供しますっていうのを、ウリの一つにしたいんだけど、お客さん、くるかなぁ?

モンゴルホライズンを使ってモンゴルを旅して
くれた方々は、かなりディープで面白い旅の記録を投稿してくれているので、これを集めて、そのうち本にまとめるというのも面白そうだな。 独り旅の人がフラリと来て、モンゴルのことを知りたいって思ったときの気軽な情報提供が出来たり、モンゴルについてを素直に、リラックスしながら語り合える場にできればいいな、と思ってます。


今、ウランバートルはじめ、モンゴル各地で「カフェ」は増えてきているけれど、唯一無二!の便利で楽しいアイディア満載のカフェを作りたいって、内装工事と照明工事が終わったばかりのお店に独りで座っていると、ワクワクしてきます。

カフェっていうより、内装が「お蕎麦屋さん」っぽいんですけどね。
「へっぽこ団長」のご希望だった「酒はぬるめのカンがいい」的なアットホーム居酒屋の雰囲気を醸し出せたらいいな。