ケネディーの最後の大統領命令 | 真理のある民主主義を目指す経済社会論

ケネディーの最後の大統領命令

日本銀行の秘密 中央銀行は恐慌も飢饉も思いのまま
2003年に初版が刷り上ったところで圧力がかかり、全冊印刷所から倉庫に直行となって長らく絶版状態だったリチャード・ヴェルナー氏の幻の名著 『知れば知るほどコワくなる!日本銀行24のヒミツ-不況をつくり、悪化させたのは日銀だった!』から抜粋します。


ケネディの最後の大統領命令

「逆にいうと、中央銀行が信用創造のパワーを使えば、恐慌も飢饉もつくり出すことができる。もし政府がそれを防ごうと考えたなら、自分たちで紙幣を発行して信用創造すればいい。
アメリカでは実際に「政府券」(※)を発行したことがある。1963年に発行を命じたのはケネディ大統領だ。ケネディは、景気対策として財政投資を進めようとしたが、FRBに資金提供を断られ、政府による紙幣発行に踏み切った。同年11月に暗殺されたケネディにとって、これが最後の大統領命令となった。その後「政府券」の発行を命じた大統領はいない。
現住の日銀の姿は、そっくりそのままFRBの軌跡をたどっているように見えるだろう。
※政府券
ケネディが発行を命じた紙幣は、FRB発行の銀行券とほぽ同じデザインだった。FRBのマークがない代わりに、「United States Note」(政府券)と印刷してある。
ちなみに、ケネディ最後の大統領命令は、第11110号。」


<自分のコメント>

FRBの実態は私的民間銀行の連合体だ。100パーセントの株式会社である。
政府は一切株式を保有していない。
アメリカは国際金融資本の植民地であり、ケネディーはアメリカを独立させようとした。
日本はアメリカの事実上の植民地であるので、アメリカの実態を知っておいたほうが良い。


 FRB(国際金融資本)
  ↓
 アメリカ政府
  ↓
 日本政府
  ↓
 日銀


現実はこのような力関係になっているようだ。
市民のための民主主義を機能させるには、日本がアメリカから独立し、アメリカがFRBから独立すれば良いことがわかる。

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