１８３円－８０円ストップ安 売り物殺到で売り気配。出来高投げ売り殺到で６０９２万株。先日、不動産業で同じような社名のスルガコーポが上場廃止になった連想も働いている。スルガの二桁に比べて、アーバンの１００円台はまだ高すぎると投機家は思っている。
善良な個人株主は、ここまで暴落すると追証責めにあって、もう持ちこたえられないだろう。アーバンコーポ投げ売り、株価大崩壊のきっかけは、６月２７日に資金繰りのためにフランスのパリバ向けに３００億円の転換社債発行を発表したことだ。
発行日 ７月１１日、転換価格は６月２６日引け値を適用して３４４円。ところが転換価格調整のことが書いてある。つまりＭＳＣＢみたいなもの・・・３４４円で３００億円分株券に転換されたら株券が８７２０万株の増加。既存の２億２７００万株に対して３８．４％の株券水増しとなる。
よって１株当たりの資産の希薄化を皆が嫌った。しかも、転換価格が固定ではなく、時価に合わせて下方調整されるとすると例えば２００円の株価だと１億５０００万株の株券増加になる。悪く解釈すると、外資は貸借銘柄のアーバンをばんばん空売りしておいて下がった株価で転換社債を株に転換して品渡しをすれば大儲けできる。
実際、他の会社でこういうこと（ＭＳＣＢ合法証券詐欺）がガンガン行われてＣＢを引き受けた外資や機関投資家は大儲け！！無知蒙昧な既存の日本の個人株主は合法的にゼニを巻き上げられてきた！既存の個人投資家のことなどなにも重んじることなく証券市場が収奪の場になっている。
これでは日経平均の１２連敗もやむなしか？企業側から言わせれば、生きるか死ぬかの瀬戸際にあって、個人株主のことなど考えている場合じゃあねえよ！！と言いたいのだろう。それを言っちゃあ～～おしめえだよ。。。