我が家に来て2週間の猫ちゃん。

夜は静かに、朝はわたしの目覚ましの音とともにニャーニャーが止まらない。

普通はご飯の合図ですが、我が家の猫ちゃんは、遊んで欲しい合図。

猫砂掃除、ごはん、猫と遊ぶが朝の30分の日課になっています。

朝30分…キツイです。



そして猫ちゃんが元気になるほど、まだ完治していない骨盤が心配。
ママは心配なのです。


4件目の病院へ。


実は、保護した次の日に猫を飼っている方が通っている腕がいいと聞いていた病院があり、
でも、近くがいいだろうという事と、その病院HPの「ペットを家族と思っている方のための病院です」という見出しに私のような中途半端な人は受け入れていただけないのでは?と二の足を踏んでいたため選択肢に入れていなかった。


でも、保護した当初と2週間後は意識が違う。その病院は手術もしているみたいだし、症例もたくさんありそう。相談だけでもしてみようと勇気を出して電話してみました。


電話越しでも親身になっていただき、気になるようなら一度来てくださいと言っていただいたので、来院しました。


そこでのレントゲン結果は、2週間前とは違い、骨盤が腸を圧迫しつつありました。
子猫の時は良くても、大人になってから便秘になることが多いとの事。

その先生は、リスクを伴う可能性があるので獣医会でも推進されていないものの先生独自の方法で骨盤が内側に入ってこないようにする症例をお持ちでした。
ただし、骨折してすぐでないといけないそうです。


わたしは、3件も病院へ行った保護から3日間をとても悔やみました。


すぐに行っていれば…。
わたしの判断が悪かった。



猫の骨盤は1週間で固まりつつあり、2週間はある程度固定されて動かないそうです。
当時は、かろうじて指一本分腸内に空間がありました。
まぁ、便は出るだろうと。



さらに、足を引きずっているのは、骨盤の影響でも足を骨折しているわけでもなく、坐骨神経麻痺なんだそうです。


2件目の先生も麻痺があるとおっしゃいましたが、今回の先生は、だんだん良くなってくるから麻痺は治りますよ!と言っていただきました。


よかった。


そして、フローリングは滑るからやめて下さい。と。


我が家は全面フローリング。。


まだまだゲージから出せません。


ビタミン剤を処方してもらい、
看護師さんからは、骨強化にビタミンDを作ってもらいたいので少しでも日光浴をしてください。あと、水も水道水はやめて毎回変えてください。
金属を使った容器もやめて下さい。とご説明いただきました。




1ヶ月後に再診です。



こんなにも1ヶ月が待ち遠しいとは。
もうすぐ1ヶ月になろうとしている今日、旦那さんから
早く病院行って普通の生活していいか聞いて来てよ!
と言われてしまうのでした。。











保護してから10日ほどすると猫ちゃんはとても元気になり、
ゲージをよじ登って外に出ようとしたり、ボールタワーでも激しい遊び方になっていきました。




テントをよじ登ってしまった時に、まだ骨が付いていないのに落ちたら危ないから、外して天板を張ろうということになりましたが、

猫砂の掃除後に天板を閉め忘れてしまった時についに脱走してしまいました。

どうやって降りたの?
落ちたの?
足大丈夫?


ゲージの中だけでは物足りなくなってしまった猫ちゃん。


1件目の先生が言った言葉が蘇る。

一度出したらダメだけどな…



治すためには、抱っこもダメだったのか、膝に乗せるのもダメだったのか。。



無知なわたしが世話をするより知識を持った方にお世話してもらう方が問題なく治るのではないかと、また思ってしまいました。



ゲージの中が退屈で、ボールタワーも飽きてしまった猫ちゃんに、タワーのボールのみを与えてみたら夢中になって動く、それと同時に足の具合が益々気になってしまう。

引きずりが増している気がする。
前より酷くなってるんじゃないか。


以前、どこかの獣医さんのブログで骨盤骨折の猫は、処置がされない場合が多いが、すぐに手術をするべき。そうでないといずれ必ず便秘になると書いてありました。


保護して2週間が過ぎた頃、わたしの心配は猫が元気になるほど増してくるのでした。




3件目の先生に声が出ないことについて特に指導は無かったため、またまた心配になり、またまたポチポチ調べてみると、


サイレントニャー


というワードにヒット。


サイレントニャーは、声を出していないのではなく、人間には聞こえない音域の高い声を出しているんだそうです。

特に子猫が母猫に対して甘える時や大好きのアピールをする時に最大限の愛情表現として鳴くらしいのです。


なんと可愛い。


たしかに、ゲージに近寄っただけで、喉をゴロゴロ鳴らしています。

過去2回猫を飼っていましたが、近寄っただけでゴロゴロするのは珍しいと思いました。

大体の猫は喉をさすってあげたり撫でるなど気持ちいい事をしてあげるとゴロゴロしますが、

近寄ってゴロゴロいい、抱っこしてゴロゴロ音が倍増します。



3〜4日して、サイレントニャーの意味がわかり愛おしくて仕方ない。そんな気持ち。



そうかそうか、私がママだよ!


それからすぐに猫ちゃん部屋を充実した環境にしようとアイテムが増えていきます。


まず寝る時にふかふかした布団と隠れ家のような場所が欲しいんじゃないかと、テント。



ご覧のように寝てはくれますが、猫砂も置いているのでゲージはスペースがない。


さらに、


ボールタワー。

女優の石田ゆり子さんが飼っている猫ちゃん達が夢中になって遊んでいて憧れていたもの。

わたし、サイズを全く無視して買っていたので、狭いゲージがパンパン。歩くスペースも無いほどになってしまいました。


そのうち、ゲージをよじ登るようになりこれは危険だと天板を張ることに。
それと同時に、天板からはみ出すテントは外し

代わりにひんやりシートを置くことにしました。



これなら、段差がないから遊ぶ邪魔にならないし
なぜか、猫砂の中で過ごすことが多くなってしまっている猫ちゃんにもヒンヤリしてていいんじゃないかと思いまして。




気持ち良さそうに寝てるけど…猫砂。

清潔にはしていますが…