【アメブロ版】もんまのコラムスクランブル
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【2024日本ダービー予想】ジャスティンミラノが堂々の2冠

 

皐月賞は1000m57秒5の超ハイペース。飛ばしたメイショウタバルはともかく、離れた2番手以下でも58秒台だから淀みない流れだった。早め先頭のジャンタルマンタルをその後ろにいたジャスティンミラノが差し切ってのレコード勝ち。スタートから全て1F12秒2以内で決着したのは2009年以来2度目。能力差が出た内容といっていい。予想のベースは皐月賞で、そこから舞台替わりでの上げ下げを考えたい。

ジャスティンミラノは皐月賞前、共同通信杯の内容からダービー向きと見られていた。共同通信杯は1000m62秒7のスローペース。ラスト3F11秒4-10秒9-10秒8を上がり32秒6で難なく差し切った。メイショウタバルの取消で今回の流れは1000m60~61秒の平均~スロー。ジャスティンミラノにとって速い流れで3、4角から促し気味だった皐月賞よりレースがしやすくなるのは間違いない。差しタイプが内枠に集まったため、15番枠でも中団より前に付けられるはず。戸崎が他馬の動きに惑わされず、直線入口で前を射程圏に捕らえる位置にいれば勝てる。

皐月賞2着以下で評価したのは、アーバンシック。速い流れに乗れなかった感じで直線はエンジンがかかった時点で勝負が終わっていた。百日草特別で見せた脚は東京でこそ。距離延長も歓迎だ。

シンエンペラーは皐月賞では最後に置かれた。凱旋門賞馬の弟という欧州色の強さはあるものの、東京のデビュー戦の内容からそこまで割り引かなくていい。陣営も認めるようにこれまでは馬体の緩さから強く仕上げらけなかったが、ようやく成長が追い付いてきた。人気面からも妙味がある。

アーバンシックと同血統と言っていいレガレイラは内枠で下げざるを得なくなると苦しいが、ルメールなら好位を取りに来る可能性もある。

皐月賞組以外では、スプリングSで超スローペースだったとはいえ、中山では驚異的とも言える脚を見せたシックスペンス。切れ過ぎる感じはマイラーではという懸念もあるが、切れ味なら◎と互角。青葉賞はラストが12秒1-12秒4-11秒7と平凡。プリンシパルSも時計は目立たないが、仕上がり途上で余裕を残して買ったダノンエアズロックはアイビーSの内容からも皐月賞組に近い評価。

◎ジャスティンミラノ
〇アーバンシック
▲シンエンペラー
★レガレイラ

△シックスペンス
△コスモキュランダ
△ダノンエアズロック

【2023 有馬記念】充実一途、父譲りの中山巧者 ◎スルーセブンシーズ

世界一のまま引退したイクイノックスと牝馬三冠のリバティアイランドを除いた現有勢力の上位馬が顔を揃えたグランプリ。ここが秋GI2戦目の馬が多く、過去に見られた状態面の不安を抱える馬も少ない。単勝10倍以下が7頭いるように大混戦の大一番となった。

舞台適性を重視して◎スルーセブンシーズ。中山2500mとラップ構成が近くなる阪神2200mの宝塚記念でイクイノックスに迫る2着。凱旋門賞は馬群を割って伸びて4着。想像以上の成長を見せている。帰国後も順調で、1週前、当週の追い切りでは唸るような動きを見せた。回転が速く、前脚を高く上げるフォームは2009年の覇者、父ドリームジャーニーからか。そのドリームジャーニーでグランプリ初制覇を果たした池添が鞍上。中山は【4 1 2 0】。外枠は歓迎ではないが、タイトルホルダーが引っ張る流れで馬群が縦長になれば、15番枠でも大きな不利はない。想定以上に人気になっているが、ここでGI初制覇へ。

相手は○ジャスティンパレス。天皇賞(春)はステイヤーらしい勝ち方だったが、宝塚記念、天皇賞(秋)と中距離にも対応。春秋の天皇賞で好走できたことは、スタミナと緩急のあるスピードが求められるこの舞台で強みになる。

16番枠が大きく嫌われて人気を下げている▲スターズオンアース。これまでに有力馬がこの枠に入ることが少なかっただけで、そこまで気にする必要はない。ジャパンカップでも好発から前に付けられた。ルメールなら位置を取りに行くことが想像できる。ぶっつけになった前走からの上積みも大きく、これだけ人気を下げているなら。

◎スルーセブンシーズ
○ジャスティンパレス
▲スターズオンアース
★タスティエーラ
△ドウデュース
△ソールオリエンス
△タイトルホルダー
△ライラック

 

【ラジオ日本賞】良馬場でウィリアムバローズの抜け出し

私にとって「準社杯」だと勝手に思っているラジオ日本賞。売上に貢献したい。また、レベルの高いレースとなり、少しでも早くリステッドに昇格することを願う。なにせ、昨年の3着馬は後にドバイWCを制したウシュバテソーロなのだから。

 

◎は昨年に続いてウィリアムバローズ。昨年は不良馬場で2着だったが、これを含めて中山ダート1800mは【3 3 0 0】。先行馬ながら脚抜きがいい馬場より時計がややかかった方がいいタイプ。今回は良馬場濃厚でマーチSと同じようにロードヴァレンチの2番手から抜け出せば、後続を振り切れる。鞍上の初騎乗と59キロに不安は残るが中心に。上りがかかる展開が向くハピが相手。

 

 

 

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