「成年後見って何ですか?」
「言葉は聞いたことはあるけれど・・・・・。」と
なかなか社会に認知されていないため、
この成年後見制度の利用者が少ない
原因の一つと思います。
成年後見制度とは、
認知症や何らかの病気や事故などで
判断能力が衰えた方や、
これから年齢を重ねていくための
将来の安心の備えとして考えている方の
生活面、法律面を支援するという制度です。
厚生労働省は、65歳以上の高齢者のうち
10%に該当する人が認知症になる可能性
があると発表しています。
核家族化している現在、
子供たちがいても、遠方に住んでいて
頼りたいときに頼めない、
頼れる親族や子供がいない
このようなだれにも頼れない方々の生活を
見守り、ご本人に代わって不動産や預貯金
などの管理をしたり、
介護サービスや施設への入所などの契約を
結んだりと
ご自分らしい老後を送るために後見人が
いつまでも見守り、支援していきます。
この制度が成年後見制度といいます。