色褪せしない現代押し花で、花のあるGOOD LIFEを提案します。
もうすぐ桜の季節ですね。
今春、入学卒業の吉報があった友人へのお祝いに
昨年つくっておいた桜のボタニカルプレスを
メッセージを書いた封筒の中に入れ、
嬉しい気持ちを贈っています。
日本人が愛してやまない桜。
私はその満開のすごみのある美しさに
畏敬の念を抱いています。
高校生の頃読んだ
坂口安吾 「桜の森の満開の下」
梶井基次郎 「桜の樹の下には」
などの小説のインパクトが
あまりに大きかったからかもしれません。
夜一人で、桜が満開のひとけのない公園の横を通るときなど
いまだに急ぎ足になってしまいます;^^
日本人にとって「桜」は
単なる樹木花の一種、ではない
独特な存在感を持つものです。
美しい花を一斉に咲かせる「生命の息吹」と
あっという間に散ってしまう「儚さ」
を併せ持ち
その移り変わる様は、まるで人生そのもの。
一方で
合格の知らせを「サクラサク」と表すように
桜は春が来るたび私たちに与えてくれる
「希望と喜び」の象徴。
暗く長い冬が永遠に続くように思えても
春になれば桜の花が咲き
桜の季節を祝い、人生は続いて行く・・・。
「人生は希望に満ちている」
桜は私たちに
人生はまだまだ素晴らしいことがたくさんおこるよ!
ということを毎年思い出させてくれる
シンボルなのかもしれません。