昨日、定期的にお願いしているコーチの方に、
コーチングをしてもらいました。
昨日のテーマは、「ダンナとお互いの正しさをめぐって衝突してしまうのをやめたい」でした。
私たち夫婦は、ちょっとしたことでも、お互いが、自分が正しいと主張し合い、どちらも1歩も引かず、最後は疲れ果ててしまうパターンが多いのです。
私もコーチングを学んでいるので、なぜそういう状態になるのかは、
頭では理解できます。
(これは、自分を認めてほしいという自分の「重要感」ニーズから起きている現象なのだろうな、と)
でも、気づくとそのパターンにはまり、抜け出せない状態になっていることがあり、パターンにはまる前にやめたかったのでした。
コーチとそういった状況と自分の考えを話したあと、
たくさんの質問をしてもらいました。
「ともりーんにとっての”正しさ”って何ですか?」
「”勝つ”ということは?」
「では、“負ける”というのはどういう状態?」
「相手と言い争うことで、得ているメリットがあるとしたら何でしょう」
「では、言い争うことで、失うものは何でしょう」
「今まで、言い争わず、うまくいった時はありましたか」
次々に質問が繰り出され、そのたびに、考えつつ、自分の心の中の状態を自分でモニターします。
最初は、相手に感じる感情は「怒り」でも、やがてそれが「悲しみ」に代わり、
(自己嫌悪感だったりもします) また再び「怒り」の感情につながり、
堂々巡りをしてしまう悪循環があるのですが、それを断ち切るためにどうしたらいいか?
・・・・・。
私が自分で出した答えが、「笑い」。
最初に相手に投げかけられた小さな戦闘の玉を
そのまま受けとって、相手に投げ返すのではなく、
そこにユーモアをくっつけて返してみるとどうなるんだろうと思ったのでした。
義理の両親が、けんかになりそうなシリアスなシーンでも、
必ずどちらかがユーモアで返すことで、けんかを避けていたことを
思い出しことから、自分もこの手でやってみようと思いました。
でも、「これをやろう」と決めたことでも、
人ってすぐ忘れます。
またダンナにけんかを売られたら、ついつい買ってしまいそう・・・
そうならないために「今日まずやる第1歩はどうする?」
というコーチの問いに、
「帰ったら、ある宣言をダンナにします。
そして、その宣言を、自分でも忘れないように紙に書き、
机の前に貼っておきます!!」
と答えました。
私の宣言とは、
「いつも”笑っているママ(妻)”でいることを選択する」
というもの。
相手を負かして、自分の重要感を満たすことよりも大事なことを忘れないように、
いつもしている指輪にもそのイメージをこめて、
その指輪を見たら、思い出すようにアンカリング(意味付け)もしました。
家に帰り、ダンナにそのことを話したら、
「すごくいいことだね!
家事をちゃんとするとか、仕事をこなすとか、そんなことよりも
”ママが笑顔でいること”の方が数倍 重要だよ!!」
と喜んでくれました。
当たり前のことでも、できていなかったことだったので、
コーチングで改めて、自分で意識し、改善するきっかけをもらえたことが
自分にとってはとてもよかったです。
コーチングって日本ではあまりなじみがありませんが、
小さなことから大きなものまで、目標に近づくために、
コーチと対話しながら進めていくのは、いい方法だと思います。
私は、何か壁に当たったときには、けっこうコーチの手を借りて
乗り越えていくようにしています。
私自身、コーチの勉強中です。
もう少ししたら、無料体験コーチングの募集などしてみようかと思うので、
実験台になってもいいよ!と思われる方、
ぜひその時には立候補してくださいねー(*^□^*)