voices in my ears
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区役所からのブラックメール

出先から戻ると 1通の封筒が届いていました。

中を開けるまでもなく チラリと見ただけで不幸の手紙だとわかりました。ドクロ

すぐに開ける勇気が無くて しばらくそれを放置したのち ご飯を食べた後の勢いでビリリと封を破りました。


会社を辞めたら区役所から送られてくるもの。 

そう それはこれまではお給料から引き落とされていた 区民税と都民税を収めるための納付書です。カゼ

その紙切れは無機質ながら 取りっぱぐれまいとする 強い意思のようなものを醸し出しています。


ひとたび金額を見た目玉は飛び出し 首の後ろには一気に変な冷や汗が湧き上がってきました。叫び

前年の収入に対しての 取り分の告知(一方的な)なのだけれど、 でもでもわたし 今無収入ですやん。ダウン


6月末に退職したわたしの 第一回目の納付期限は9月2日です。

それまでには失業保険が出ているはずなので それを右から左ですな。

「自由」 には 「義務」 が漏れなくセットで付いてくるようです。あせる


会社員の終わりと 専業自分の始まり

当然のように定年まで働くんだと思っていた会社を先月辞めました。

約25年いました。

待遇が良くて、 やりがいがあって、 周りの人々も優しい。

「こんなとこ もう二度とないよ。」 「きっと後悔するよ。」 「もう無理 再就職なんか。」

心の声に随分と逡巡しました。


でもあの震災があって 当たり前の日常はあんなにももろくて

早期退職で 自由を手に入れた友があっと言う間に病を得て逝ってしまうと

会社に居る時間が 唐突に ものすごく勿体無いという思いに駆られるようになり

自由時間が自分のプライオリティになりました。


こんなこと言っても100まで生きたら この先長いんだけどね。

今日から会社員でもなく 専業主婦でもなく 専業自分になりました。

よろしくです。