とうとうやってきた~!

再建の日が!


オペ台へ~眠りにつくまで


朝が来た。晴れ

飲食禁止


1着替え


生理が術日と重なるかも・・・

そう入院日に伝えていたので、

通常手術の時は、T字帯を身につけるのだが

紙パンツに専用ナプキンつけるよういわれた。


そして手術着をきて、ストッキングを履いて待つ。

(結局生理は来なかったのだが・・)


*生理中の手術は、多量出血や血が止まりにくいらしく、あまり宜しく無いらしいです。




2移動


8:45 車椅子に乗る。

病棟の私担当ナースさんに押して貰いながら手術室に向かう。


朝一からの手術は10人(再建は私のみ)、本日は手術ラッシュらしい。



私の手術(再建)は、

おうし座SDr

ウサギT女医と、

東京女子医大の○○女医が助っ人にきて

3人で再建をします。

そうナースさんが車椅子を押しながら教えてくれた。


(その様な医師が立ち会うとは聞いていない。私が思うに助っ人女医というのは、『SDrの術式を勉強にきた医師』ではないかと思う。毎回、『勉強見学医師』が来ていると言う話を聞いていたのが、未確認



エレベーターで、2人の術前患者+付き添い家族の人と乗り合わす。

なんか気まずい。

私は再建だからワクワク・ドキドキだけど、他の患者さんとその家族は、祈るような気持ちなのかな・・などと乗りあわせで思う。





3手術室階へ到着


エレベーターが開くと

大きなドアが目の前に。

家族と一緒にドアの中へ進む。


ホールのような場所で、

オペ看護師さんに、私は引き継ぎをされる。


家族の立ち入りは、ここまで。

私「じゃあ、ナイスバディになって帰ってくるわ。」と軽口を叩いて、

旦那にも見送られた。



病棟担当ナースさんとも、ここでお別れ。

移動中、何度も背中をさすってくれた。

優しい看護婦さんだ。

振り返ったら見送っていてくれた。手を振って次のドアへ進んだ。



オペ看護師さんに、

説明を受けながら車椅子を押されながら手術室へ向う。

広い長い廊下の両側に、幾つもの手術室がある。

何だか、近未来都市みたいな空間に見える。

一番奥突き当りのオペ室へ到着。

オペ室のドアが開いた。


4オペ室


オペ室は広かった。

中央にオペ台があり、数人のオペ看護師、麻酔医師が待っていた。

SDrおうし座も、T女医ウサギもまだ来ていない。


オペ台に上る。

麻酔科医が、動脈確保、点滴をする。

不安を取り除くためか

今回の手術でこれが一番痛いです」と言った。

(このセリフは、前日にクウちゃんから聞いていたから、あっホント同じ事言ったと思った。)


腕に針指す。

もちろん大した痛みなんかない



酸素?マスクしてる私に

「大きく息すって~吐いて~」と麻酔科医が言う。



ここで記憶がなくなる・・・・・・ ハズ。

(同病の皆にそう聞いていた。)


・・お目目パチパチ目


眠りに落ちないんですけど???


「大きく息すって吐いて下さい」

もう一度言われて繰り返すも、私まだ起きてるよ~あせるあせる

早く!早く眠らしてよ~

心の中で焦りまくる私。



と、そこへオペ室のドアが開いた。

ジャーン T女医ウサギ登場~。


目が合う。手を振って見た・・

T女医ウサギ 手を振り返す。


ギャー叫び やっぱりしっかり私意識ある汗

意識あるのに、私を囲む人達が、私の手術着の肩ホックを外しにかかる。



まって!!!!まだ意識あるんです。

裸にするなんてハズカシ過ぎるでしょ~。

このまま、メス入れられたら、どうなるの~~

そう慌てて、ここで声出す。


「すいません。まだ意識あります。ねれないんですけど!!」


麻酔科医、「もっと息吸って吐いて」と言いながら

点滴をすごい速さで落とし始めました。


痛い!点滴入れてる腕が痛い。


私「すみません。腕が痛いんですけど」と叫ぶ。


「すぐ痛くなくなります」と麻酔科医。



これ以上の痛みはないって、さっき針入れる時いったのに。

点滴もっとゆっくり落としてよ~


ちょっと痛すぎでしょ。


ウソつきむかっ


私は麻酔が効きにくいのか?

そう不安に思ったところで



記憶がなくなりました。



5 9:00 再建手術開始