シャネルズ with 大滝詠一 / WHO PUT THE BOMP (ESCL4382-5) | 聴いてみたからわかったよ。。

シャネルズ with 大滝詠一 / WHO PUT THE BOMP (ESCL4382-5)

suzuki


てなことで 大滝師匠毎年高齢の ・・・ちゃう、 恒例の 3.21 にて

発売される 大滝師匠の新譜 の全容が明らかにされまして。

メインは 他のアーティストに提供した楽曲の大滝バージョン。

つまりは そのアーティストに見本として渡した 大滝仮唄版 やな。

このテで 公式に発売になったのは 小泉今日子さんのものが

その後 小泉&大滝のデュエット版としてミックスしなおされて

小泉さんのベスト盤に収録されてましたけど。

女性アーティストに提供したものなんかは 当然のごとく

本来の大滝師匠のキーでは唄われてないことになるわな。。


・・・あのね こういうの大滝師匠は出す予定なかったと思うんよね。

それ考えるとちょいと複雑な心境になる。

大滝師匠にはね 「あぁ 僕の唄ったの? ありますよ でも出しません」

って答えるためだけの存在価値やったと思う(笑)


で あとは恒例の初回限定版につくボーナスディスクの内容が問題やったけど

そちらが発表になりました。 ついにこの曲も公式発売。


「私の天竺 -MY BLUE HEAVEN-」 大滝詠一



それと佐橋さんのアルバムで出た エルビス・メドレーもボートラ収録。

同じ奴みたい。 ・・・バージョン2 収録しろよ。。

そんで 「Tall Tall Trees~Nothing Can Stop Me」 に

「針切じいさんのロケン・ロール」らしい ・・・少ないな f^_^;

さらなる増量を望みたいとこ。


さて お題盤は去年出た 鈴木雅之さんの歴史をも~ら~

わ~ 生きてるみた~い した3枚組 [ ALL TIME BEST ] 。





初回限定盤は4枚組で ボーナスディスクはライブ音源なんやけど

大滝師匠とシャネルズ共演の貴重なライブ音源が2曲収録されておりました。

それな知ってたけど 買ったのは年末ぐらいやった(笑)

中古で なるたけ安く買おうとしてたからなぁ (;^_^A


聴いてみたら 録音はカセットやと思われる。 あくまで記念的なもんで

ミキサーもとおしてない 客席録音なシロモノ。

最近このテ 多いね。 ボートラに収録すんの。

しかしながら 貴重な音源ですので 世に出たことは喜ばしい。

で なんの曲やってるかというと ・・・そのものの音源がないので

残念ながら 代打音源で。


[ WHO PUT THE BOMP ] シャネルズ



「クリスマス音頭」 大滝詠一



感涙しましたね 大滝師匠の ぱぁぱぱぱ~ぱ ぱ~ぱぱぁ~ぱ~ ♪ には。

ウチでは KING OF ぱぁぱぱぱ の JAN & DEAN のバージョンで

記事書きましたけど バリー・マン作の不朽の名作。

↑ の音源は シャネルズのアマチュア時代の音源やけど

これのリードボーカルが大滝師匠になったと思えばかなり近しい音源。

最後のほうでは 大滝師匠のあの曲 同様の展開になるんやけどな。


それにライブ音源としては 初じゃね? の「クリスマス音頭」!!

ちなみに大滝師匠は サンタクロースのコスプレで登場した(笑)

もう 感涙の るい~ るい~! ♪ ですな。

ちなみに 2曲ともメジャーデビュー前のシャネルズの 1978 年の

クリスマス・ライブに大滝師匠が飛び入りした際の音源のお蔵出し。


シャネルズは元々 大滝師匠が手掛ける予定のバンドでした。

アマチュア時代に あの名作 [ LET'S ONDO AGAIN ] 1978 年に起用。

「禁煙音頭」「ピンクレディー」の 2曲のボーカルをまかせる。


「禁煙音頭」には 山下達郎さんも客演しとりますが

鈴木さんと山下さんの出会いは別のとこで 某中古レコ盤屋。


レコ盤屋で 鬼のような早さで盤をサクってる男がいて
彼が手にとった LP が僕も欲しいやつで。
それで彼が戻したので さっと僕が取ったんです。
そのときの 彼 が山下さんでした。
のちにお互い アマチュア・ミュージシャンとして逢ったときに
実はこういうことあったんだけど・・・ と話したら
「ああ ○○の LP のときね」 と山下さんは答えたんです 笑
僕よりもレコ盤のことのほうを覚えてる人でした。
(「禁煙音頭」のときの記事から再掲載)


・・・このへんがただものじゃない 達郎さんくぉりてぃ (;^_^A

さすが 月にメートル単位でレコ盤が増えていった猛者(笑)

ドゥーワップつながりで気心しれたんやね。


結局 シャネルズは大滝師匠のナイアガラからのデビューはかなわず

故井上大輔さんの作品でデビュー。

その後も井上作品をメインとして人気もんに。


井上大輔(忠夫)作品集



なつかしいなぁ この偽黒人メイク(笑)


このうち 「ハリケーン」は 作者の井上さんが唄ってる動画が

ございますので 聴きくらべを どぞ。


「ハリケーン」 シャネルズ 1981



えぶりで いざ どしゃぶり~ ♪

・・・ココが うまく云えないんだよな(笑)


「ハリケーン」 井上大輔



あのね 井上さんのバージョンのが なんかしっくりくるんだけど(笑)

達郎さんの「悲しみのJODY」でも サックス吹いております。


1983 年には 上から読んでも下から読んでも RATS & STAR に改名。

シングル 「 Tシャツに口紅」 LP [ SOUL VACATION ] を大滝師匠がプロデュース。

その後 メンバーのソロ活動も増え リードシンガーの鈴木さんはソロに。


1996 年にはラッツ再結集シングルとして 大滝師匠の福生の名曲

「夢で逢えたら」をカバーして発売。

この曲で紅白出場の際に 大滝詠一さんに捧げます と云ったものだから

大滝死亡説が 全国で30人ぐらいに広がった(大滝談)。


このへんは以前にも記事書いたよな気するので

今回は 「幸せな結末」 を鈴木さんがカバーってるほうで。

大滝師匠への想いを語る鈴木さんも。