以前のブログ『基礎情報:デンマークの会衆数と1会衆当たりの平均伝道者数の推移 2008-2014 』でデンマークで”王国会館売却キャンペーン”とも呼べる事態が生じていることを示したが、その続報

下のグラフを見て分かるとおり、デンマークでの王国会館売却キャンペーン”は2014年で終了したことがわかる2015年は「会衆数」を合併等で無理やり減少させることがなくなり(逆に一つ増えている)、結果として「会衆一つ当たりの伝道者数」の急激な増加もなくなった。


なお、情報源は年鑑の公式報告(英語版はもう2016年が出ている)。

なお、伝道者数は2014年の14,462人から2015年の14,564人に105人増加しているので、会衆数が1つ増加したのはそのためだろう。会衆一つ当たりの伝道者数も0.2増加している。

デンマークの場合、巡回区(巡回監督)をさらにひとつ削減するには、国内の会衆数20程度減少させ、159に程度にする必要があるだろう。しかし、仮にそうした場合、「一会衆当たりの伝道者数」は91.6人になってしまう。そのため支部・統治体は、これ以上の会衆減少・巡回区削減は現実的ではないと判断したとみられる。

(記事の終わり)

個人的には”擁護系ブロガー”さんからの(時には悪意ある)反論とかツッコミが欲しいところなんだけど・・・、そういうのがないのは残念だなあ。。。まあ、ときどき計算間違いもしているし(おいおい!)、ツッコミの価値なしかな。(笑)

次はイタリアでの”王国会館売却キャンペーン”を書く予定です。