雑踏とのコラボレーションと復興支援【 KISS THE HEART 】 | 桃色ポピー。 〜 猫 美食 旅行記 〜

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ちょこっとだけ優雅にねこ生活&旅行記。
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2月1日より開催されている、
東日本復興支援アート&チャリティプログラム【 KISS THE HEART 】
バスツアーに参加させていただきました。

今回は『三越伊勢丹 キス・ザ・ハート#1
東日本復興支援アート&チャリティプログラム(新宿+日本橋+銀座)』

アートナビゲート プレスバスツアーとして、
各作品の解説やアートと社会の関わりについてなどのお話をしていただきながら、
展示作品を鑑賞する事が出来ました。



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☆飯沼 英樹(伊勢丹新宿店)☆
POPなカラーに魅きつけられました。
街で見かけた女性達の生き生きとした瞬間の姿を、そのまま木彫り作品に。


今回の展示では、
伊勢丹新宿店・銀座三越・日本橋三越本店の各店舗の個々のショーウィンドウが、
各アーティストの発表の場でもあり、ギャラリースペースでもあります。

作品展終了後はチャリティオークションを行い、
売り上げ全額が東日本復興支援として寄付される事になっているそうです。

新鋭アーティストたちは、百貨店のショーウィンドウという、
非常に多くの人々の目にふれる環境で自分の表現の場を持つ事が出来、
またそれが社会の復興支援にもつながることになるなんて、
とてもすばらしいプロジェクトだと思いました。

私たちも通りすがりに、気軽にすてきな作品を眺める事が出来、
さらに気に入ったら購入出来るかもしれない。

みんなが幸せになれるような仕組みになっているのです。


※今回の展示作品の中で、気になったものを少しだけピックアップしてみました。

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☆ヒョン ギョン(伊勢丹新宿店)☆
一見コワいようにもみえるけど、
すぐに素材のぬくもりみたいなものをみつける事が出来ました。
絶望や怒りというよりは、太陽の暖かさの中にある強さや希望みたいなものを感じます。




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☆池添 彰(伊勢丹新宿店)☆
このタテに細長い世界も淡い色も、繊細なのにコミカルな柄も、すなおに好み。
こんな手ぬぐいを持てたら、とても贅沢♪




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☆植松 琢磨(伊勢丹新宿店)☆
おもちゃ箱をひっくり返したような、カラフルで近未来的な作品。




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それでも、なぜかゴチャゴチャしすぎているわけでもなく、
整然とした印象も同時に伝わってくる不思議な空気感。





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☆ヤノベ ケンジ(銀座三越)☆
キュートさ、モチーフのおもしろさ、全部好きです。
そして、それらがステンドグラスとなった輝きと美しさ。




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『サン・チャイルド』(ヤノベ ケンジ)
視線の先に希望を感じる。フィギアになってたら、欲しいです。




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他にも思わず立ち止まってしまうような作品がたくさんあって、時間が足りなかったです。

街の様子がショーウィンドウに映りこんで、
作品とコラボレーションしている姿も新鮮に思えました。
期間中、ぜひまた観に行きたいと思います。


またこの日、作品についての解説や想いを熱心にお話くださった、
後藤繁雄氏(京都造形芸術大学ASP学科教授)
宮津大輔氏(現代アートコレクター)は、
『とにかく難しく考えずに、"自分の心"で気軽に鑑賞して欲しい。』
というような事をおっしゃっていました。
アーティストの経歴や作品の主旨についてはまずは置いておいて、
すなおに自分の心に響く感覚を大切にしてほしいという事です。

『他人はだませても、自分の心はごまかせないでしょう?』
という言葉が印象的でした。

私もそのような感覚は基本的な事だけどとても大切な事だと思うので、
これからも自分の中のそのような感覚を信じていきたいと、改めて思いました。( ´艸`)



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そして、宮津大輔氏が初めて購入した現代美術の作品が
草間彌生さんのものだったというお話を聞いて、
私も昔、草間彌生さんの展示を観に行って、
ギャラリーにいらしていた草間さんに勇気を出してサインをいただいた時の事を
思い出しました。


※トレンダーズのご招待にて、プレスとして三越伊勢丹のアートチャリティ企画に参加しました。
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