易学の学び レッスン5 | 運勢鑑定「優久堂」池田光声

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五行と暦~選日 (1)

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暦とは、干支の組み合わせが基本で成り立っているのですが干支とは陰陽五行と十二支の干支の組み合わせによるものなのです

五行を辞典で調べると中国古来の思想でそれは万物の行く際に不可欠な五つの要素とあります

この五つの要素は

木  火  土  金  水 の要素を太極の陰陽に分けたもので「十干・じゅっかん」と言われ
木(甲 乙) 火(丙 丁) 土(戊 己) 金(庚 辛) 水(壬 癸) の10種類があり十干の十はこれらの数から来ていて十二支と組み合わせた時、十干は天を表し「天干と表現されます
 
また、十二支は十干が天を表すのに対して「大地」を表していて「地支」といわれています
 
甲  乙  丙  丁  戊  己  庚  辛  壬  癸  甲  乙   丙  丁  戊  己  庚  辛  壬  癸
子  丑  寅  卯  辰  巳  午  未  申  酉  戌  亥   子  丑  寅  卯  辰  巳  午  未  
 
甲  乙  丙  丁  戊  己  庚  辛  壬  癸・・・・
申  酉  戌  亥  子  丑  寅  卯  辰  巳・・・・  
 
上記の様な十干と十二支の組み合わせを「干支」と言い全部で六十通りでき 「六十干支」と言われています
 
この十二支と干支の組み合わせ六十干支が、旧暦全てなのです
このあたりの話は、又、別の機会にゆっくりお話ししますね≧(´▽`)≦
 
それで(*^▽^*)
前置きが少し長くなりましたが此処が分かっていないと先に進まないものですからあえてお話しました。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。
 
選日とは、暦の中で生活上の吉凶を示した特別な日の事で日常生活の中で起きる不愉快な出来事をの 大難を小難に小難を無難へと
向け快適に暮らすための生活の知恵であり
暦が出来た明治辺りからだと思われますが生活取捨選択するうえで選ばれた日として存在しています
 
選日には良く耳にする
 
一粒万杯日   
不成就日
八専
三隣亡
天一天上日
天赦日
十方暮
三伏日
土公神など沢山の選日があります
これらの、選日のほとんどが一定の干支の巡る時に配されていています
 
因みに、今日(3月21日)は、旧暦では「壬 子」となり
この日から「癸 亥」の日までの12日間のうち同じ五行の組み合わせが8日間有る「専」同じ五行が連なるという意味から
「八専」と言いこの期間は雨が多くその日 雨が降れば長雨になる事から農家の厄日とされています
21日壬子(水・水)
      22日癸丑(水・土)
23日甲寅(木・木)
24日乙卯(木・木)
      25日丙辰(火・土)
26日丁巳(火・火)
      28日戊午(土・火)
29日己未(土・土)
30日庚申(金・金)
31日辛酉(金・金)
      1日壬戌(水・土)
2日癸亥(水・水)
 
 
暦手帳をお持ちの方は、3月のページをご覧ください分かりやすいと思います
 
 
昔は、農家さんばかりでしたので暦の選日は、農家に纏わる吉凶の選日が多い様です
 
次回は、選日をもう少しお話しようと思います
 
最後まで読んで頂いてありがとうございました  光声
 

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