クリスチャンでなくても、受胎告知の絵は、
一度くらい目にしてるでしょうね~


非常にドラマチィックな題材だしね。
それぞれ,、自分の好きな受胎告知があるんでしょうね。


処女懐妊がありえるかどうかは、謎でございますが、
絵描きにとって、創造意欲をかきたてられる題材のようですねん。


ダヴインチの受胎告知は、黄金率によって描かれていますが、
彼の20代初期の作品という事もあり、

割と表情に乏しいような理知的な印章ですねん。


桃林の桃源郷

ダ・ヴインチ(イタリア・ウフッティ美術館)


大体マリアさんは、赤と青の衣まとっていますねん。
血とスピリットとも言われますのね。


ポティチェリのもありますね。

オレンジ色が、鮮やかですよね~
桃林の桃源郷

ポッチチェリ(イタリア・ウフッティ美術館)


桃林の桃源郷

ジェンティレスキー(父)(トリノのサパウダ美術館)

のは、百合の花がチャームポイント!



シモーネの画は、マリアの驚きと、ガブリエルの脅かしめいた眼差しが、
印象的だわね~
桃林の桃源郷
シモーネ・マルティン(ウフッティ美術館)


そりゃびっくりだよね!

いきなり、神さんの子を宿しやすって、言われたらね~


マリアは本を読んでいるが普通ですが、刺繍してるのもあるみたいでふ。


ガブリエルは、伝達のオリーブの木か、

マリアの純潔を示す百合の花を持って、描かれることが多いのよね。


鳩はスピリット、神の象徴とも読み取れます。


フラ・アンジェリコは、自分も僧ですから、

板に描くフレスコ画で、祭壇に飾りやすくなっておりやす。


聖書の挿絵のように、平面的な雰囲気よね。

ウフッティ美術館にある方は、天使の羽がカラフルですが、


桃林の桃源郷 桃林の桃源郷
 (ウフッティ美術館)の方         フラ・アンジェリコ(プラド美術館)


プラドにある、同じテーマのアンジェリコの絵は、
左側にエデンを追われる、アダムとイヴが、画き足されてるんだわ。


グレコは何枚も告知画を描いていますけど、どれもとっても、
ドラマチィックですね~


桃林の桃源郷


宗教画って苦手だ~っ! て方もいらっしゃるでしょうが、

シャガールやゴーギャンなんかも、

とってもファンタスティックな宗教画を描いてるんですねん。


告知絵は、静謐な空気感と、スピリッツが観る人に、

なんか敬虔な気持ちを、与えてくれるのではないでしょうかね~


何かとザワザワしてる、世知が無い世の中ですからね( ̄ー ̄;


今日は体調が、悪くってヘボヘボですねん。


だから画集なんか、ぼんやり見比べて眺めて、

お酒飲んで、寝ます~;

ペタコメいけないけど・・ごめんにょ!


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