ブーリン家の姉妹
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンの競演。豪華ですね。
これ、すごく面白かったです。
時代に翻弄された姉妹の、というか一族の、悲劇ではあるけれど、これはきっと特別なことでも何でもなかった時代。
かなりイカれた時代です。
だからこそ、歴史って面白い。
舞台はヘンリー8世統治下のイングランド。
ヘンリー8世といえば、奥さんと別れたくて、離婚ができないカトリックと決別をして、自分でイギリス国教会作っちゃった、という人。
中世ヨーロッパを勉強してた時に、「そこまで???」と思ったのでこの辺りはよ~く覚えてる。
実際、このヘンリーって人、かなりのインテリだったそうですが。
で、その「奥さんと別れて~!」と迫ったのがナタリー・ポートマン扮する「アン」だったのですが。これ、ハマり役。
心優しい「メアリー」を演じたスカーレット・ヨハンソンも美しかった。
結果的には2人とも、ヘンリーにはひどい仕打ちをされたわけですが・・・。
彼女たちの人生は、いったい何だったのだろう。
そういう不遇な人生を生きた姉妹を哀れに感じる。
というより、私の場合、それを一つの史実と捉えて観たので非常に楽しみました。
私はすごく好きです。
中世ヨーロッパ史、やっぱり面白い!!