お疲れ様! | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

当院のスタッフの一人が、明日から産休に入ります。

大きなお腹を抱えての勤務は大変だったと思うけれど、
良く最後まで完走してくれました。

ありがとう。

これからは、元気な赤ちゃんを産むための準備を頑張ってね。

昼に用意して、レーザーの陰に隠しておいたプレゼントラブラブ
渡すときに泣いちゃったよー、私。

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そして、今日紹介するのは、彼女のおめでたが判明した日に私が書いて、今まで取っておいた記事。

実に色々とツッコミどころはあるのですが
(特に二つ目の決意のほう
どこがツッコミどころなのかはまた後日ネタにします。)

初めての事態に直面して、
でも絶対になんとかせねば!
と気負った私が
勢いに任せて書いた文章(笑)

少々気恥ずかしくもありますが、公開しちゃいます。

とりあえず、ここまでよくやった、私。
頑張った。

そして、これからも頑張れ。
産んでからの彼女も、支えてやれ。
お前ならできる。

と、自分を鼓舞してみる私であったかお

以下、2014年6月11日に書いた記事。
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とっても嬉しいことがありました。

うちの、スタッフのひとりがおめでたです
本当に嬉しい、喜ばしいことです。

でも、院長としての私は、これでやらねばならないことがいくつか出来ました。

今すぐにこの記事を公開するつもりは無いけれど、決意表明として記しておきます。

まず一つ目。

彼女の出産までの道のりを全力でサポートすること。
そこには当然、他のスタッフのためのケアも含まれる。

妊娠から出産までの道のりって、平坦とは限らない。
悪阻ひとつとっても、ほとんど無い人もいれば、とっても重い人もいる。
もっと大きなトラブルだって、無いとは限らない。
悪い事態に備えるのは、けして気分のいい作業では無いけれど、何かあってからでは遅いもの。

そして他のスタッフの頑張りに甘えてしまっては、いけない。
「職場に妊婦さんがいると、大変」
と思わせては、いけない。
それは院長としての私の責任。


そして二つ目。

当院における産休&育休の制度を確立する。

うちのような小規模なクリニックで、このような制度を作るのは、珍しいかもしれない。

でも、常日頃「日本の行政は子育て世代に優しくない!」
なんて憤っている自分が、自分の従業員の子育てくらい守ってやれんでどーするの。

社労士さんに色々聞いて、勉強して、クリニックの経営にも問題が出ることのない、無理のない制度をきちんと整えたいと思う。

私は、長男を出産した時、医局で派遣された先の国立病院に在籍していた。

赴任1年目のクリスマスの頃に妊娠が判明し、年末年始休暇期間に入った途端、猛烈なつわりでダウン。

休み明けまでに4キロ体重が減り、ゾンビのような顔色で出勤したら、上司に「帰っていいよ」と言われた。
医師2人体制で、私がいなかったら雑用からなにから全部上司が被らなきゃならないのに。

超絶不調から出勤できるくらいには回復してからも、体調不良は相変わらず。

そんな時、外来の看護師さんが
「診療の合間は処置用のベッドで横になりなよ!患者は上の先生に回しておくから!!」
と言ってくれて(苦笑)
上司もやれやれと言う表情をしつつも、嫌味ひとつ言わずに引き受けてくれていた。
他にもたくさん。たくさん。

休ませて貰えなかったの?大変だったね。

そんな風に心配して言ってくれる友人もいたけれど、家にいたらもっとしんどかったかも。

外来患者さんを診ている時や、手術の時は、不思議なくらいシャキッとしていられたんだよね。

でも、合間は半病人。医者なのに(笑)

年度替わりから産休に入るまでの間には、医局がもう一人医師を派遣してくれて。
たまたま来られる人がいたからなのかもしれないれど、本当にありがたかった。

長男には、いつかきちんと話してやりたい。

みんなが助けてくれたから、あなたは無事に生まれて来られたんだよって。

しんどいことはたくさんあったけれど、赤ちゃんが出来なけりゃ良かったとは、一度も思わずにいられたんだよって。

今回のことは、きっと神様が与えてくれた恩返しのチャンスのひとつなんだと思っている。

だからね、頑張るよ。わからないことだらけだけれど。

そして、会いたいね、来年2月。
可愛い赤ちゃんに。