乳がん | 母のゆるゆる食道がんライフ

母のゆるゆる食道がんライフ

食道がん・ステージⅣを克服する気のあまりない母の様子と、
娘(私)の思い。
がんと真摯に向き合う方の参考にはならないかも。。。

もちろん今日は、海老蔵さんの会見を見た。

病気のことをどこまで人に話すか、
うちのような普通の家庭でも難しくて厄介なことなんだから、
きっと相当悩まれたことでしょう。

うちの母のように、もう老齢ならまだしも、
まだ若くで幼い子がいる身での病気は、
ご本人もご家族もあらゆる意味で大変だと思う。

先日の北斗晶さん、今回の麻央さんの話を聞くと、
うちの母の乳がんがどれだけラッキーだったかと痛感する。

母の乳がんは、発症率が低い「扁平上皮がん」だった。
乳がんは「腺がん」が多いので自分で気づきにくいけれど、
扁平上皮がんはポコっと腫れるのでよく分かる。
病院嫌いで健診も受けたことのない母に分かったくらいだ。
検査したら腺もあったので、これだけだったら手遅れだったろう。

おまけに、発見から手術まで3ヶ月。
かなり初期だったので、手術まではとくに何もせず。
両胸全摘してしまったので、
術後もホルモンの錠剤を飲むだけで今も再発していない。
症状も副作用もなく、あっさりと解決してしまった。

北斗さんや麻央さんは、母の何倍も健康に気を遣っていたはず。
何が人生を左右するか分からないものだ。

でも、お2人には支えになるご主人とお子さんがいらっしゃる。
どうかご家族のためにも、病気を克服できることを願うばかり。
病気で辛いのは、患者さんだけではないから。

私もドタバタしていて先延ばしにしている、
今年の人間ドックの予約をしなくては。
私にもまだちいさな息子がいる。
夫が妻と息子と義母の世話…なんてなったら困るどころではない。

がんになってしまったすべての方とご家族に、
笑顔になれる時が訪れますように。