金貨を巡る綱引き~ドルへの不安と金貨への先祖帰りを模索するアメリカの州~ | moltoke_Rumia1pのブログ

moltoke_Rumia1pのブログ

ツイッタ―の経済クラスタの記録。
140字で入りきらない分の考察やら感想、予測などの置場。
それでも今日、リンゴの苗を植えていこうの精神で色々と書いていきます。

信頼できるのはバーナンキ議長より金貨-州で法定通貨の動き

- Bloomberg

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MKX2KK6JTSEA01.html


(・w・;) 金貨や銀貨を法定通貨にするってアメリカの州の動き。

もっとも、現在はまだ象徴的なものに過ぎず、金貨や銀貨で買い物が

出来る訳でもないですが、続く量的緩和政策によってドルの信認を

疑問視してる連中がいるということですね。


(=w=;) 茶会党が好んで進めてるそうですが・・・;

えー、何というか今の経済規模は金貨や銀貨でどうこうできるもの

ではないような。


(・w・) 金本位制を捨てざるを得なくなった理由が、景気が悪い時に

金融緩和を行いたくても、準備してる金の量に制約されてしまい

必要な量のお金を供給できないって部分から来てた訳で・・・。


(=w=;) 一部の人達が騒ぐ金本位制への回帰っていうのは

懐古趣味以外に実用性がない事だったりします。

(・w・;) ←金投資してる奴のいうことでもないですが。


(=w=;) 例えば、日本で昔やったように通貨型の金貨を発行して

補助通貨みたいに扱うなら、それはそれで面白い試みではあるで

しょね。


※通貨型金貨

一般に金の価値よりも低い額面しかつけられていない金貨ですが

金の価値以上の額面を付けて流通させるという補助貨幣のような

役割をしてる金貨。過去に日本で10万円、5万円のものが流通。



(・w・;) お金に対する信用は目に見えませんが、金貨や銀貨みたいに

目に見えて価値がある素材で出来ている物の方が、信用不安の

渦中にあっては気分的に落ち着くのでしょうし。


(=w=;) しかし、茶会党が本当に景気回復の妨げになってるのは

良く分かります。財政赤字が嫌だから財政政策に反対し、通貨の

信認が薄れるから金融政策に反対する。


その結果、アメリカではなかなか景気対策を行うことが財政出動を

否定する彼らの動きで難しくなり、金融緩和に批判的な動きがある

ため、回復軌道に乗ったと言い難いにも拘らず、緩和縮小の話が

良く出てくるわけです。


(・w・;) そして、話の分かり易さから、実際には足を引っ張る存在で

ある彼らへの支持は未だにあるということで・・・。アメリカの経済が退化

してしまわないか、心配ですらあります。


(=w=;) ドルと並行して各国は中央銀行の資産として金保有を増やす

傾向にはあります。量的緩和策からドル安が進むと保有してるドル資産の

価値が下がるので、そのリスクの分散として。


(・w・;) とはいえ、アメリカと欧州が財政問題の深刻化からドルや

ユーロの信認が薄れたりすると、どこに資金を逃げ込ませるかって問題が

やっぱり出てくるでしょうね。円高に何もしないと振れやすいのもその辺り

が原因だったりしますし。


(=w=;) 金貨へ回帰しようという懐古趣味的な流れは通貨への不信の

裏返しなので、欧米の経済が早く回復軌道に乗ってもらいたいところです。

現状では、悪化しつつある傾向が出てるだけに。


人気ブログランキングに参加しています。

アメリカの一部の州で出ている金貨や銀貨の復権の流れはそれだけ

通貨への信認が弱まっているって不気味な傾向だと思われた方は

クリックしていただけると幸いです。



人気ブログランキングへ


http://blog.with2.net/link.php?1262389 ←携帯の方はこちらをクリックお願いします。