時事ドットコム:「三本の矢」は正しい対応=物価目標は実現可能
-スティグリッツ教授
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201303/2013032200694&g=eco
(以下抜粋)
ノーベル経済学賞の受賞者で、元米大統領経済諮問委員会(CEA)
委員長のジョセフ・スティグリッツ・コロンビア大学教授は22日、東京
都内で時事通信のインタビューに応じ、米国の量的緩和策には財政
政策など必要な対策への視点が欠けているとした上で、これらに
成長戦略を加えた「三本の矢」を推進することは「まさに正しい対応
だ」と、安倍政権の経済政策を評価した。
(抜粋ここまで)
(・w・;) 本来なら、安倍政権の財政政策でも公務員給与削減が入って
いるので、より緩和的でも問題はないと思いますが、本格的に財政政策を
行っているのは日中くらいなもので、欧米では緊縮財政による害悪が
表面化してる以上、この評価は妥当なものだと思います。
(・w・;) リーマンショック後の対応を書いたフリーフォールでも景気後退
局面における財政政策の必要性は主張されておりますしね。
現実には、その後の緊縮財政シフトによって、景気の足踏みが続いて
しまいましたが・・・。
(・w・;) 金融政策は確かに重要です。しかしながら、事実上の
財政政策が封じられてる環境下のアメリカでは以下の批判が
なされてるのも、また確かだったりします。
米雇用の伸びは低賃金職に集中、回復の足場ぜい弱に
=FRB理事 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE92L00D20130322
(以下抜粋)
FRB当局者は回復加速および雇用拡大に向け、出来る限りのことを
行っているとし、このところの雇用市場の改善に言及した。
だが米労働者の4分の1は低賃金層とされるとし、政策金利は雇用
創出分野の舵とりを支援することはできず、切れの悪い手段だ
とした。
(抜粋ここまで)
(・w・;) 成長分野に政府で投資することもできませんし、傷んだ
インフラ整備に予算を割くのも不十分。それどころか、政府支出の
削減によって民間に渡す仕事を減らしてしまう始末ですしね。
(=w=;) 低賃金労働者の増加は消費の低迷にもつながりますし
賃金は上昇した方が、個人消費も増え、生活も安定し、暮らしやすい
環境にもなるでしょう。
(・w・) しかし、最早、労働組合では賃金をなかなか上昇させられ
難いのも確か。日本での長期不況による賃金下落も、労組頼りの
賃金上昇には限界が来たことを示唆しています。
(=w=) その点から考えても、景気対策による経済の活性化は
必要ですし、例え政府介入があったとしても賃金上昇に舵を切った
方が国民は助かる訳ですからね。
(・д・;) 財政問題から財政支出に否定的な人々は今まさに暮らしが
立ち行かない失業者や低賃金労働者が財政政策の結果助かることを
意図的に無視していますし、政府介入が嫌いな人々は、民間任せで
それらの層への救済が上手くいってないことを見ようとしてません。
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