アメリカ版の早期金融緩和解除ミスへ発展の恐れ | moltoke_Rumia1pのブログ

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ツイッタ―の経済クラスタの記録。
140字で入りきらない分の考察やら感想、予測などの置場。
それでも今日、リンゴの苗を植えていこうの精神で色々と書いていきます。

(・w・) 失敗する時は似たような失敗をしてしまうってお話。

日本は福井日銀総裁時期の2006年に量的緩和解除を行い

ましたが、現在では早過ぎだったと批判があります。


日銀総裁候補・黒田氏:可能なことは何でもやる姿勢明確に-所信 (3)

- Bloomberg

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJ42ID6S972F01.html

(以下抜粋)

日銀と政府との連携については「必ずしも十分な連携、協調が行われ

なかったと反省すべきだ」と表明。2006年3月の量的緩和政策や2000年

8月のゼロ金利政策の解除については「今から見ると明らかに間違って

いた」と述べた。

(抜粋ここまで)


(・w・;) これに似たことがアメリカで起きつつあります。


ドルが対ユーロ・円で上昇、FRBの早期緩和解除観測高まる

| Reuters

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE92A00K20130311

(以下抜粋)

[ニューヨーク 11日 ロイター] 11日序盤のニューヨーク外国

為替市場では、ドルが主要通貨に対し上昇。



8日に発表された2月の雇用統計が予想を上回る堅調な内容となった

ことで、米景気をめぐる楽観的な見方が強まったほか、連邦準備理事会

(FRB)が予想よりも早く超緩和策を解除する可能性があるとの観測が高

まった。

(抜粋ここまで)


(・w・) 確かに、2月の雇用統計は失業率は7.9%→7.7%と低下

したので、見た目ではロイターの記事の話は合ってるのですが、内容を

見て見るととても楽観できた内容でもなかったりします。


2月米雇用は24万人増、労働市場からの退出者増え失業率低下

- Bloomberg

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJCGB96TTE1Y01.html

(以下抜粋)

家計調査に基づく失業率は7.7%と、2008年12月以来で最低。前月は

7.9%だった。失業者の減少幅が就業者数の増加幅を大きく上回って

おり、再就職をあきらめた人々が増えたことを反映している。


この結果、労働参加率は63.5%と、1981年9月以来の低水準に

落ち込んだ。

(抜粋ここまで)


(・w・) お分かりになるでしょうか?

失業率の低下は就職活動断念組の多さから実情よりも大きく歪んだ

数字になっているため、これを素直に解釈して失業率は低下してるから

景気は良くなっている→量的緩和を解除しようと判断すると・・・。


(=w=;) 只でさえ、政府の緊縮財政で具合が悪くなってるアメリカ

経済に冷水をぶちまけるような結果になりかねません。風邪が肺炎に

悪化するような事態が起きかねないかと。


(・д・;) FRBの中でも意見が割れているのはまだマシな感じ

ですけどね。少なくても、早期金融緩和解除が惨事を招くとの

認識を持たれてる意見はあるようですし。


(=w=;) 日本の悪い先例を、アメリカで再現されないことを祈る

ばかりです。


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