日銀総裁候補・黒田氏:可能なことは何でもやる姿勢明確に
-所信 (3) - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJ42ID6S972F01.html
(以下抜粋)
これまでの金融緩和に関しては「その規模、具体的な買い入れ対象
については、2%の物価目標を達成するという強いコミットメントを実現
するためには、まだ十分ではない」と語った。
さらに、「金利引き下げの余地が乏しい現状では、市場の期待に働き
掛けることが不可欠だ。もし私が総裁に選任されれば、市場とのコミュニ
ケーションを通じて、デフレ脱却に向けてやれることは何でもやると
いう姿勢を明確に打ち出していきたい」と表明した。
黒田氏はさらに「既に決めた金融緩和では明らかに不十分」であり、「対象
も国債であればより長期のもの、既に社債や指数連動型上場投資信託
(ETF)を買っているが、そうしたものを幅広く検討していく必要がある。
量的にも質的にもさらなる緩和が必要だ」と語った。
(中略)
日銀と政府との連携については「必ずしも十分な連携、協調が行われ
なかったと反省すべきだ」と表明。2006年3月の量的緩和政策や
2000年8月のゼロ金利政策の解除については「今から見ると
明らかに間違っていた」と述べた。
(抜粋ここまで)
(・w・;) これまでの白川日銀総裁に比べたら格段に的確な見識の
方なので、是非この日銀総裁の人事案は国会で通って欲しいところ
ですね。
(=w=) 追加の金融緩和、長期国債の買いオペの増加や資産買入れ
基金の増額と、その十分な消化など金融面での下支えば欧米並みに
出来ることになりそうです。
(・w・) で、公共事業や震災地復興でも財政出動はやるため、欧米
各国が財政出動が事実上封じられる中、日本の景気回復が先行
しそうな期待は持てます。
(=w=;) もっとも、財政健全化を求める声があるのを景気回復時期
まで何とか誤魔化していかなければなりませんけどね。
景気が回復してから税収増加と民間需要の回復である程度、痛みを軽く
してからでないと、財政再建なんて無理な話ですし。
時事ドットコム:民主・細野氏評価「黒田氏、安定感ある」=生活・
小沢氏、日銀人事は個別に判断
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201303/2013030400568&g=pol
(・w・;) まだ楽観はできませんが、人事案に関しては民主党も容認
の方向なので、白川日銀総裁の就任の時にあったような日銀総裁の
空白が続くって異常事態は回避できそうです。
(=w=) まぁ、民主参院が部分的にでも賛成してくれれば同意人事は
通ってしまうため、後の維新が揉めててもそこは問題なくなります。
(・w・;) 金融政策の正常化は、現在の景気対策の追い風にもなる
でしょうし、経済の安定は現政権の参院選での優勢を約束するもの
になるでしょう。
(=w=;) どーみても、アメリカと共同声明を出したTPPの話は現在の
P4諸国側から拒否されそうな聖域容認の話ですし、これでTPP拡大
交渉は、話がまとまらなくなる公算まで出てきました。
(=д=;) アメリカの歳出削減によって通商代表部の予算まで削れ
交渉力も低下する可能性が指摘されてますしね。
(・w・) いずれにしても、財政政策が行えてるうちに景気回復して
経済を元の成長軌道に載せておきたいところです。あまりにも空費
した時間は長すぎましたから。
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緊縮財政の結果、欧米が長期不況入りする一方、景気対策と金融政策の
正常化で日本は長い不況からようやく足抜け出来そうな希望が出て来た
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