米国の強制的な歳出削減、今週末に迫る-影響や行方Q&A
- Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIRHHJ6KLVRB01.html
(以下抜粋)
-歳出の強制削減とは
3月1日から始まる連邦予算の自動的な削減のことで、2013会計年度
(12年10月-13年9月)の最後の7カ月分から850億ドル(約8兆円)
相当を、向こう9会計年度で1兆2000億ドル相当を減らす。
その半分は国防費で、残りは他の連邦機関予算が対象。
-3月1日に直ちに影響が出るのか
恐らく多くの場合、すぐに影響が出ることはない。各連邦機関は今会計
年度の開始後5カ月間、予算案の修正に備えた計画を立てる時間があった。
一部政府機関の閉鎖などを招いた1995-96年の状況とは異なる。
(抜粋ここまで)
(・w・;) そう。今回の3月1日から始まる歳出の強制削減はおそらく
そのまま始まってしまうでしょう。1月2日にやっていた財政の崖回避
の話と違い、すぐに目に見える影響はないせいで。
米国:歳出削減ならリセッションに逆戻り-全米知事協会
- Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIQYI66JTSEX01.html
(=w=;) ただし、既に行われた歳出削減の結果、アメリカの地方経済は
衰退の傾向を強めており、交通インフラの劣化や治安維持の支障など
考えると、全米知事会の懸念はもっともだったりします。
(・w・;)
優先順位は、経済の回復の筈なのに、歳出削減や財政再建の方が
重要視してしまう辺りが恐ろしいものがあります。
結果、景気の二番底に落ち込むことになれば、更なる問題が起きます。
新興市場株、大幅な調整局面を迎える可能性-JPモルガン
- Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MILHAH6KLVRZ01.html
投資家の新興国国債保有、08年10月以来の低水準-JPモルガン
- Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIRCHV6JTSEN01.html
(・w・;) 今ですら資金が向かわなくなって来てる新興国側に、
更に資金が向かわなうなったり、引き揚げられたりする可能性が
強まってくるわけです;
(=w=;) 状況は急激にではなく、時間をかけてゆっくり進むことに
なってくるでしょうね。真綿で首が締まるように。
(・w・;) そもそも、日本の景気対策時の失敗に、少し改善の目
が見えた時点で大幅に引き締めに転じてしまい、改善の芽を潰し、
不況を長引かせることになったというのがあります。
(=w=;) 今、アメリカで起きているのはその焼き直しではないかと。
困難に陥った場合、国の違いなく同じ間違いをやろうとしてしまう辺り
人間というのは変わらないものです。
(・w・;) 今週中に再度の延期が認められるといいのですが、現状では
目は薄そうです。
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景気回復の兆しが見えた時点で、それを潰すような歳出削減に振れて
しまう辺り、アメリカにしても優先順位が間違ってるだろうと思われた方は
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(・w・;) アメリカで経緯の二番底になると、周り回って日本にも世界にも
影響は及ぶので、賢明な判断を望みたいものです。現時点では望み薄
とはいえ。