スメタナ
交響詩「シャールカ」~連作交響詩「わが祖国」より
ドヴォルジャーク
弦楽セレナードホ長調op.22
チャイコフスキー
交響曲第4番ヘ短調op.36
《アンコール》
ドヴォルジャーク
スラブ舞曲op.72-2
コンサートマスター:田島高宏
指揮:ラドミル・エリシュカ(札響名誉指揮者)
エリシュカの実演、しかも名誉指揮者を務める札響の公演が聴けるなんて、やっと長年の夢が叶いました♪
エリシュカは、読響など在京のオケにも客演してますが、なかなかタイミングが合わず、さりとて北海道まで足を延ばすのも様々な事情から簡単にはいかず、この公演を昨年知り、絶対聴くぞーと日程を調整し、チケットを確保して、やっと今日エリシュカおじいちゃん(以下敬愛の意味を込め、エリじいちゃん)とご対面となりました(o´・∀・`o)ニコッ♪
思ったとおり好々爺たるエリじいちゃん。
素敵なおじいちゃまです。
ドヴォルジャークの弦セレの途中では、鼻をかむし(笑)
会場の割れんばかりの拍手にとても嬉しそうに、何度も何度もお辞儀したり。
その仕草がまたかわいい!!
今年85歳なのにお元気でご立派な指揮姿にも感動・感涙。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ
前半のスメタナとドヴォルジャークは、エリじいちゃんのふるさとチェコの大先輩に対する敬意や愛情を感じさせ、後半のエリじいちゃんがブラームスと共に連続で札響と取り上げているチャイコフスキーは、意外だったけど野性的でダイナミックな演奏でびっくり!!
どれもエリじいちゃんの人柄がにじみ出る素晴しい演奏でした♪
そして、こんな経験初めてだけど、最初のスメタナやドヴォルジャークが終わったあとの会場の湧き方がコンサート最後の曲が終わったときのように大盛り上がり!!
その度ごと嬉しそうなお顔のエリじいちゃんを見ているとこちらまで嬉しくなります♪
札幌交響楽団の弦楽セクションは、北欧のオケのような爽やかな音色、弦セレでの集中力も凄く、その清らかさはまるで南アルプス天然水!!(なんのこちゃW)
木管・金管も出しゃばらず、オケ全体が上手く溶け合って、芳醇な音色がサントリーを包み込んだかと思えば、チャイコでは、ダイナミックさもあり、上手いだけでなく、ちゃんと個性が出ているオケでした♪
エリじいちゃんとオケの相思相愛ぶりがよりいっそうオケの魅力を引き出し、またエリじいちゃんとオケの蜜月ぶりも伝わり、こちらまでもが幸せモードになりました♡
アンコールのスラブ舞曲では、その雰囲気も最高潮となり、とても素晴らしい締めくくりとなりました♪
オケが舞台から去ったあとも、会場内では、まだ拍手をしている方もいて、なんとエリじいちゃんがその拍手に応え登場!!
最後の最後まで好々爺エリじいちゃんでした( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチハ
2016.3.8(TUE)
19:00
サントリーホール
評価:☆☆☆☆☆
歴史的名演とはまた違いますが、心に沁みる演奏でした♪
また心の宝物が増えました(o´・∀・`o)ニコッ♪
帰りにお土産でもらった「てんさい糖」…おなかにうれしいです(笑)