「洞窟探検家」として活躍している著者。29代後半で洞窟の世界にはまり、今まで入った国内外で1000以上という洞窟萌え~になった人だ。と言っても狭いところが好きではなく、未知の世界を見てみたいという探求心が原動力のようだ。
 
 
 
 洞窟にはまるまで、中学・高校時代は不良で暴れていたそうだ。その後いろいろあり、工事現場に関わる自分の会社「有限会社勝建」を設立した。そして、何か面白いことがしたいということで出会ったのが山登り、そしてしばらくしてからアウトドア雑誌「BE-PAL]の「洞窟探検特集」を見て洞窟探検に興味を持って始めた。
 
 
 
 洞窟探検は何が起こるか分からない、海外の場合、許可もらうのに時間がかかったり、軍に袖の下を渡したりすることがある。時間道理に電車が来ないだけでクレームを言うタイプの方には到底できない世界。読んでいくと著者の行動力のすごさが浮き彫りになっていく。
 
 

 好きなものがあるというのは人生にとって重要なことだなと思った。