西宮「夙川・短歌と花」その352
in Shukugawa Nishinomiya city
tanka and flowers
「洋蘭、ミディ カトレア・
リトルプリンセス」(19)
Litte princess Midi cattleya
❇初心者の方にも育てられます。
コンパクトながら青々とした葉に力強い根を張って元気に成長してくれる心強いミニカトレアです。丸弁の花姿と明るいピンク色の花はミニカトレアの中でも一級品だと思います。
必ず咲くように茎にバルブがあります。
品 種 名 ミディカトレア・リトルプリンセス
一般名:カトレア
学名:Cattleya cvs
英語名:cattleya
科名:園芸分類 ラン科
属名:カトレア属
非耐寒性・多年草
❇花の情報 葉の付け根から、1花茎に1輪から10数輪の花をつける。花は花弁、唇弁、背萼片、側萼片から構成されカトレアの花色は非常に多くの種類があります。桃、白、赤、橙、黄、赤紫、青紫、青、緑など唇弁だけ色が異なるものもある。
鑑賞期間:約2週間~5週間
(お手入れや環境によって異なります)
原産地:中南米
草丈: 20~50cm
花径 :5~20cm
❇カトレアとは、ラン科カトレア属の植物の総称、またはその近縁属との交配品種を含む1群の総称のことです。
❇花言葉:Language of flowers
Cattleya(カトレア全般)
「mature charm(成熟した大人の魅力)」
❇「詩を詠む」compose a poetry
🌼 『 花は春の神様 』
ロバート・ルイス・スティーブンソン
Flower God, God of the Spring
Thus one cunning in music
Wakes old chords in the memory:
Thus fair earth in the Spring
leads her performances.
One more touch of the bow,
smell of the virginal
Green-one more, and my bosom
Feels new life with an ecstasy.
❇ 「 花は春の神様 」
あの絶妙な音楽は、古い記憶と響き合う
いわば花が演奏者だったら美しい花は春の
大地は指揮者みたいなものなんだ。
もう一度その音を鳴らせば、
もう一度だけ若葉の香りが漂えば、
私の心は、興奮と共に新たな命を得るだろう。
❇ロバート・ルイス・スティーブンソン
Robert Louis Stevenson
(1850-1894)
スコットランドのエディンバラに生まれる。
冒険小説「宝島」や二重人格を持つ人物を描いた
「ジキル博士とハイド氏」を書いた作家として
知られているが、ここで紹介した、
「Flower God, God of the Spring」を含む詩作活動も精力的に行った。
❇ ー カトレアを育てる為のポイント ー
園芸の世界では、バラとカトレアは花の女王ともいえる存在です。ガーデンにはバラが咲き乱れ、秘密の花園ともいえる温室では、大輪のカトレアが咲き誇ります。イギリスから渡来した園芸文化のなかでも、これらは代表的な園芸植物といえます。
大輪系カトレアといっても、春咲き種、初夏咲き種、夏咲き種、秋咲き種、冬咲き種、不定期咲き種というように、さまざまなものがあります。ラン展は1~2月に開催されることが多いため、その時点で開花している冬咲き種、春咲き種の大輪系カトレアを入手するのが一般的です。しかし、冬咲き種、春咲き種は、花芽ができたあと、最も寒い時期に花茎を伸ばさなくてはならないので、一般家庭では途中で傷んだり、開花しても花が小さいことが少なくなく、設備が整った温室がないと、なかなか思うように開花させられません。このように、設備が整った温室がないと栽培が難しい冬咲きカトレアと触れ合うことが多かったため、「カトレアの栽培は難しいもの」と思われていたようです。
最近の住宅事情は、気密性が高まって暖かいので、温室がなくても家庭で栽培できる大輪系カトレアもあります。秋咲きカトレアは、春に新芽を出して秋までにバルブが完成し、容易に開花させられるのでおすすめです。
基本的に湿度が保持できる小さな温室があれば、カトレアの寿命はほぼ永遠と考えてもよいぐらい長生きさせることができます。温室を利用した施設園芸を楽しんでいらっしゃる方々のなかで、趣味でカトレア栽培を取り入れる方が多いのもわかります。
in Shukugawa Nishinomiya city
tanka and flowers
「洋蘭、ミディ カトレア・
リトルプリンセス」(19)
Litte princess Midi cattleya
❇初心者の方にも育てられます。
コンパクトながら青々とした葉に力強い根を張って元気に成長してくれる心強いミニカトレアです。丸弁の花姿と明るいピンク色の花はミニカトレアの中でも一級品だと思います。
必ず咲くように茎にバルブがあります。
品 種 名 ミディカトレア・リトルプリンセス
一般名:カトレア
学名:Cattleya cvs
英語名:cattleya
科名:園芸分類 ラン科
属名:カトレア属
非耐寒性・多年草
❇花の情報 葉の付け根から、1花茎に1輪から10数輪の花をつける。花は花弁、唇弁、背萼片、側萼片から構成されカトレアの花色は非常に多くの種類があります。桃、白、赤、橙、黄、赤紫、青紫、青、緑など唇弁だけ色が異なるものもある。
鑑賞期間:約2週間~5週間
(お手入れや環境によって異なります)
原産地:中南米
草丈: 20~50cm
花径 :5~20cm
❇カトレアとは、ラン科カトレア属の植物の総称、またはその近縁属との交配品種を含む1群の総称のことです。
❇花言葉:Language of flowers
Cattleya(カトレア全般)
「mature charm(成熟した大人の魅力)」
❇「詩を詠む」compose a poetry
🌼 『 花は春の神様 』
ロバート・ルイス・スティーブンソン
Flower God, God of the Spring
Thus one cunning in music
Wakes old chords in the memory:
Thus fair earth in the Spring
leads her performances.
One more touch of the bow,
smell of the virginal
Green-one more, and my bosom
Feels new life with an ecstasy.
❇ 「 花は春の神様 」
あの絶妙な音楽は、古い記憶と響き合う
いわば花が演奏者だったら美しい花は春の
大地は指揮者みたいなものなんだ。
もう一度その音を鳴らせば、
もう一度だけ若葉の香りが漂えば、
私の心は、興奮と共に新たな命を得るだろう。
❇ロバート・ルイス・スティーブンソン
Robert Louis Stevenson
(1850-1894)
スコットランドのエディンバラに生まれる。
冒険小説「宝島」や二重人格を持つ人物を描いた
「ジキル博士とハイド氏」を書いた作家として
知られているが、ここで紹介した、
「Flower God, God of the Spring」を含む詩作活動も精力的に行った。
❇ ー カトレアを育てる為のポイント ー
園芸の世界では、バラとカトレアは花の女王ともいえる存在です。ガーデンにはバラが咲き乱れ、秘密の花園ともいえる温室では、大輪のカトレアが咲き誇ります。イギリスから渡来した園芸文化のなかでも、これらは代表的な園芸植物といえます。
大輪系カトレアといっても、春咲き種、初夏咲き種、夏咲き種、秋咲き種、冬咲き種、不定期咲き種というように、さまざまなものがあります。ラン展は1~2月に開催されることが多いため、その時点で開花している冬咲き種、春咲き種の大輪系カトレアを入手するのが一般的です。しかし、冬咲き種、春咲き種は、花芽ができたあと、最も寒い時期に花茎を伸ばさなくてはならないので、一般家庭では途中で傷んだり、開花しても花が小さいことが少なくなく、設備が整った温室がないと、なかなか思うように開花させられません。このように、設備が整った温室がないと栽培が難しい冬咲きカトレアと触れ合うことが多かったため、「カトレアの栽培は難しいもの」と思われていたようです。
最近の住宅事情は、気密性が高まって暖かいので、温室がなくても家庭で栽培できる大輪系カトレアもあります。秋咲きカトレアは、春に新芽を出して秋までにバルブが完成し、容易に開花させられるのでおすすめです。
基本的に湿度が保持できる小さな温室があれば、カトレアの寿命はほぼ永遠と考えてもよいぐらい長生きさせることができます。温室を利用した施設園芸を楽しんでいらっしゃる方々のなかで、趣味でカトレア栽培を取り入れる方が多いのもわかります。