どうもです!!
江ノ電阿房列車の旅の途中ですが、一旦途中下車させてください!!
3月15日のダイヤ改正にて、初披露となった新車両。
その代表格は北陸新幹線E7系でしょうかね?
あとJR四国の予土線に0系もどきの気動車が登場したりしてますね(笑)。
私が住んでる街を走る高崎線は、過去に「タキシードボディ」とうたわれた651系「あかぎ」「草津」の運用が始まりました。
そんな中、私は国内初となる新型車両の拝見&乗車の為、
ここ、宇都宮駅までやってまいりました。
ちなみにこの駅名標は日光線のホームにあるものですが、お目当ては日光線ではありません。
お目当ては、烏山線!
烏山線は、宇都宮から下って2つ目の駅「宝積寺(ほうしゃくじ)」と、終点「烏山(からすやま)」を結ぶ、
全長20.4Km、全線単線非電化の地方交通線。
烏山線の車両の半数以上は、ここ宇都宮駅が始発・終着となっています。
ちなみに私、この烏山線はちょうど2年前の2012年3月3日に完乗済です。
その様子は後の第14旅で紹介する予定ですが、鄙びた車窓がとても好印象を受けるローカル路線なのです。
栃木県内では一番好きな路線かも!
で、3月15日、この烏山線のダイヤがどう変わったか?というと…
時刻表を見てみましょう。
(JTB時刻表3月号より)
お分かりいただけますか?
もうちょっと拡大して…
烏山線は非電化路線。しかし時刻表の列車番号に、電車を示す「M」の文字!!
烏山線が電化されたなんて聞いてないぞ!?
その真相を確かめるべく、この10時3分の列車を、宇都宮駅8番線ホームで待っていると…
遥か彼方から、見慣れぬ列車が…
これぞ、日本全国の鉄道ファンが注目する、国内初運用された蓄電池駆動電車なのです!!
3月15日のダイヤ改正と共にデビュー!
その車両の型式は、
「キハ」でも「モハ」でもない、EV-E301系と呼ぶそうです!
そして、この車両の愛称は…
「ACCUM(アキュム)」と言うそうです!
車体の側面にもACCUMの文字。
JR東は「営業列車に愛称が付く例はあまりない」と言っていることから、このACCUM、相当注目度が高いのでしょうね!
ACCUMは、電化区間の宇都宮~宝積寺間(東北本線の区間)は架線の電力で走行、と同時に電力を充電。
宝積寺~烏山の非電化区間では蓄電された電力だけで走行。
烏山駅には充電設備が整っており、停車中に充電してから宝積寺方面に折り返す、
という、まさに画期的なシステムなのです!
宇都宮駅の改札内コンコースに、このACCUMのシステムを紹介するシミュレーターがありましたよ!
小海線ではハイブリッド気動車のキハE200系が走ったりしていますが、このACCUMのECO度にはかなわないのではないでしょうか!?
さて、車内に入ってみましょう!
新車のカホリが車内に充満しています!(笑)
そして、
車内は混雑しておりました…
2年前に乗った時はガラガラだったんだけど…
やっぱりみなさん、このACCUM目当てか…?
デビュー2日目でこれなのだから、初日はものすごいことになってたんでしょうね!?
そして定刻の10時3分、いよいよACCUMは宇都宮駅を発車!
おおぉぉぉ~~!!驚くべき静寂性!!!
…一応電車だから、当たり前か…
今後は、いろんな非電化路線にこのACCUMと同システムの車両が投入されていくんでしょうか~?
走るスピードは、気動車と大差無い感じで、比較的スローなペースで進んで行きます。
窓に映る景色は2年前と同じ、広がる田園、その向こうに連なる山々の姿…
やっぱり、いい感じだなぁ~…
でも、2年前と何か違う…
やっぱり、同じ景色でも電車から見るものと、気動車から見るものとでは印象が異なってしまうのか…?
ACCUMは宇都宮から1時間足らずで、終点の烏山駅に到着です。
小さくて静かな駅は大勢の人で賑わいました!
ACCUMは次の折り返しまで、充電に入ります。
ホームを見てみると、「充電ゾーン」の文字。
駅前では、ACCUM運行を記念してお土産屋さんなどが出店されていました。
そして烏山駅の駅舎を見てみると、2年前とは大きく変貌していました。
以前は、瓦屋根が味わい深い木造駅舎だったのですが、ACCUM導入に伴ってか、駅舎も今月リニューアルされたそうです。
しかし…
私が烏山線初乗車した直後に大金駅でのタブレット交換が廃止され、私の知っている烏山線は徐々に変わってしまってました。
何だか今回の旅、少々寂しい思いをしてしまいました…
そんな寂しい思いを打ち消すために!!
やっぱり私はこの子のほうが好き
帰りはこのキハ40系で宇都宮まで戻ってきました!
以上、ACCUMを紹介しておきながらそれを誉めてるのか否定しているのかよく分からない記事になってしまいましたね(汗)
ま、私らしくて良いんぢゃないでしょうか!?(意味不明…)
本日も最後までお読み頂き、大変ありがとうございました!
皆様も機会があればぜひACCUMに乗ってくださいね(^_-)☆