骨折初日(2)骨折と診断された | 足関節外果骨折の日記

足関節外果骨折の日記

約半世紀生きてきて人生初の骨折。

病院へは自分で車を運転していった。10分もかからないところに病院はある。

19日に同じ病院で人間ドックを申し込んである。

足、痛いなあーと思いながらなんとか運転して到着。


整形外科受診。腰痛とか捻挫とかで何度か受診したことがある。

町のちょっとした総合病院。院長先生は整形外科なのでその先生だったら良いなーと思ったけど、金曜は別の先生が担当のようだ。

どこか大きな病院と掛け持ちしてるドクターなのかなぁ・・・。


しばらくしたら名前を呼ばれ、看護師に事情を言ったら、「じゃ、まずはレントゲンやね。場所わかる?」

「わかります」

ぴょこたんぴょこたんと、レントゲン室へ移動する。


おなじみの(向こうは私のことは知らないだろうが)技師さんがいた。

あぁ、どうせ来週には人間ドックでここでレントゲン撮るのになーと思いながら撮影。


整形外科に戻り、ほどなく名前を呼ばれた。


ドクター、レントゲン写真を見て、「うん?捻挫かな、捻挫とは思うけど、うーん、これ、では、わかりにくいな。悪いけど、もう一回、角度かえてレントゲン撮ってきてくれるかな」と。


またとるのー?


ピョコタンピョコタンとふたたび移動。


レントゲン撮り直し。


そして、ふたたびの診察。触診もして、2度目に撮ったレントゲンもみて、

「あー、折れてるね。骨折ですわ」


えーーーー?!?!?!骨折ですかーーー!!!

生まれて初めての骨折に、狼狽するワタクシ。


ドクター「ずれてはいないから手術はしなくてよいですわ」


おお、そうですか。


ドクター「ギプスしますわ」


ちょ!ちょっと待ってくださーい。「あの、わたし、車でここまで来たのですけど・・・」」


ドクター「えー?!自分で運転してきたん?誰かに迎えには来てもらえない?無理?あー、そしたら、添え木にして車運転するときは取って、また家に帰ったらつけてください。明日ギプス巻きにもう一度来る?」


「来ないとダメでしょうか?」


「うーーん、じゃ、添え木でいくかーー。1週間後、みせにきてちょうだい。じゃ、隣の処置室で添え木して、そのあと、リハビリ室行って、松葉づえの練習して帰ってね」


これまでピョコタン歩きをしていた私に、すかさず看護師が車いすをもってきた。

えらい待遇の差やーー。


添え木あてられ、そのまま車いすにのって、リハビリ室へ。


松葉づえも添え木(シーネというらしい)も初体験。

興奮気味のワタクシ。


思わず、理学療法士(PT)に、「娘、OTなんですわ、その娘を今朝起こそうとしてこうなってしまいましてん!」とベラベラしゃべる。


PTの女性、「あらまあ、家にOTのお嬢さんいてはるのん?じゃ、安心やわー。説明もう要らないくらいねー」


いえいえ、わたしは、初体験ですから、教えてちょうだーーい。


松葉づえの使い方を教わりました。身長に合わせたのを貸してくれるようです。


シーネの巻き方は、PTが、「じゃ、お嬢さんにやってもらってくださいな。『末梢から巻いて』って言ったらやってくれるわー」と。


会計のところまで車いすで運んでくれました。


会計待ちのときの写真。(ズボンはいていっていたのですがシーネでぐるぐる巻きになるので、病院のパジャマを貸してくださいました)


足関節外果骨折の日記-待合室にて


いきなり松葉づえで慣れないもんだから、不自由不自由!


会計のところまでいけない!職員の人が会計窓口から私の座っているところまできてくれました。


薬剤部へ。ロキソニンはあるから処方してもらわず、胃が荒れるから飲む胃薬のみ処方。


ショルダーバッグにしていて良かったです。手提げだったら松葉づえで難儀するところでした。


骨折と聞いたとたんに、気持ちが興奮&痛みが増したような気がして、帰りの運転はおそるおそる(笑)。


家にたどりつき、まだ娘帰宅していなかったので、自分でシーネ巻きなおしました。


こんなんじゃ、来週から仕事行けないよな・・・・と頭がグルグル。


夜遅くには、夫も帰宅してきました。


いつもは2階で寝ているのだけど、居間に私の布団一式を運んできてもらいました。